目口覚書
■目口覚書■
ごめんください
どちらさまですか
お入りください ありがとう

2002年09月24日(火) セックスレスと離婚とそして。

「レス」がわかったのは結婚して間もなく。
それでも それを差し引いても十分幸せを感じられたのは
奥底で母になることに拘っていなかったからかもしれない。


9月はじめの日 友人一家と遊んで帰宅した夜
結婚して1年半が明けた途端 怒涛の告白大会は幕を切った。

おもいっきり生電話の人生相談にでてくる悩みの代表選手全員集合のようだった。
ここには書けないが。
天地がひっくり返るってこういうことだったのね。

まさにひっくり返り 私は顔面神経痛で顔の左が引き攣れ、
まっすぐ歩けなくなった。
彼も 明らかに鬱状態で、喋らず笑わず たまに出た言葉も何を言っているか
聞き取れない。大きな声がうるさいくらいの人だったのに。
2人とも睡眠障害、彼の食欲が見る見る無くなるのもわかった。



苦しみモガイテ最後に溺れるものは藁をも、の藁をわたしはつかんだ。
ある人に意見を求めた。
 医師でもなく、宗教家でも思想家でも占い師でもない ただの人。
でも 私には藁な人で、何回かメールのやり取りをした。
その間にも、ひどい事態はさらに続き、夫は家出したりした。

わたしは彼から離婚してくれといわれていたが、
事態を考えたら そっちから(離婚を)言うのはおかしいやろ 
私から言うのが普通ちゃうのん!
というくらい もうめちゃくちゃな話しばかりで、
いったいこの人 どないしたんやろ
もしかしたら 何かにとりつかれてて悪魔が彼の身体を借りて
私を試しているんじゃなかろーかなくらい 理不尽なことを言われた。


なのに。
いろいろあってもなぜか彼に愛想を尽かすことなかった。
彼も苦しんでいるのを知っていたから。
はじめての話し合いの時
「そんなこと 思ってたの?。
つらかったやろな。知らんかった。わからへんかった。
ごめんな。しんどかったやろな」
心からそう言ったし、言葉にした。

---------

相談者に思いのたけを言う。
「離婚はしたいと思えない(云々)。
過去 私は 悉く男性に裏切られてきた。
それも全部相手の女性問題など向こうの理由なんです」

考えたくなくとも離婚が目の前にちらついた。
イヤだ、イヤだ、離婚したいくない! 苦しんだ。
(そこで頭に浮かんだのは、彼と離れたくないという考えと共に
親に心配を掛けたくない、親戚に会わせる顔がない そんな内容)

相談者はこう言う。
「問題は、そこ・・・。
まず、離婚が「悪い事」だと思ってるあなたの道徳観念がある」


頭にハンマーがヒット。
確かに自分の中には離婚 不倫
これらは私にはネガティブにインプットされている。
一夫多妻制の国に不倫の観念はあるのかね。ようは「考え方」だ。
「離婚=悪いこと」 という自分の認識があるから 苦しむ。

たとえば 「離婚=できれば避けたいがそうなっても仕方がないこともある」
という許容があれば、受取る気持ちはまた違っていただろう。
友人の離婚に対しては 大変だったねって労えても 自分のこととなったら
頭でわかっていても心が猛反発していた。勝手なものだ。



そして相談者は続ける。
「もしかして、男性に対する トラウマ ない?
例えば、小さい頃に性的な事件とかなかった?
時間をかけていいから 思い出してみて。
意識は忘れていても 潜在意識がそれを覚えてて
今回のご主人のことも それが原因じゃないかな」


何を言っているんだろう この人。
そんな事と夫のことは関係ないのに。

(ここで ちょっと注釈。相談者の意見はかなりはしょってますので、
文面だけみたら 気持ち悪いかもしれません。
かなり長いやりとりでここまできました。 
そこのところを汲取って頂けたらさいわい)

・・・・・・・・。
時間をかけるまでもなく 小さい頃受けた性的な事件。
あれしかない。
ずっと堪忍箱にしまって 絶対開けないでいたのに。
なぜ思い出させる。






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私信
以前から目口覚書を読んでくれているあなたへ
 凹んだり凸したり 新丸子で笑ったり 指切り魔チャッキーに
なったりと「こいつ不安定やなー」と心配させたかと思います。

今 書いていることは結果報告です。
この内容の覚書はもう少し続きますが、どうぞご安心ください。
わたしは だいびょうびだよ。いや まじで。

笑ろたる 笑ろたる♪


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