| 2001年11月14日(水) |
風呂も飯も明日じゃ 明日 |
仕事からの帰りの地下鉄で今晩のメニューとか 明日の弁当の中身とか、ダンナさんが起きたときひとりでチンしてもらう 朝食メニューとかをいろいろ思い巡らしていた。
もうその時点で午後9時を過ぎていたので正直 めんどくせーなー でもきっと奴は寝てるだろーからその間にちゃちゃっと やっつけてしまうべやー と思っていた。
ところが帰宅するとチェックのパジャマに着替えて すっかりおくつろぎモードもダンナさんは起きていた。 起きて『本日の出来事』を如実に語ってくれた。
それを聞きつつ、タイツを脱ぎ、スカートを脱ぎ 「ふんふん、それで?」と相槌を打ちながらパンいちになって 冷蔵庫からビールを取り出す。
地下鉄の中でシュミレーションしたメニューの全ては うたかたと消えていく。
見るとこたつの上にはからになった缶ビール(500ml)が2缶 ころがっていた。 「こいつ、酔ってる・・・・」 気がついたときは遅かった。
本日の出来事は、会社編、TV編、こたつ快楽編と様々に形をかえ、 要するに ただ酔ってる男のうだうだが続く。
ただ、聞き手である私も へろへろの身体にしみわたるビールのせいで 彼が何を喋ってもすごくおかしくて ケタケタ笑いながら「ひゃーーっひゃっひゃっひゃ あほやーー」 とかいいながらペチペチ彼の肩を叩いていた。
うちの変わってる点のひとつに 「なーなー、きいてー、今日なー仕事行く前になー生ゴミ捨ててーん」と そんなの誰がきいてもあたりまえやろーということを自慢する主婦がいて 無理やり「へーえらいねー」と誉めさせられるダンナがいるということだ。
敵の然る者で、必ず自分も「風呂場の髪の毛くずを捨てた」とか 「冷蔵庫の残り物を片付けた」なんてことを自慢し 「さすがだねーえらいねー」と私が誉める。 とにかく誉めあう。これがうち。
そうこうするうちに、酔いが覚めても議論が白熱してしまい 結局ピザを取り、夕飯シュミレーションは1日繰り延べとあいなりますった。
これでいいのだろうか。本当にこんな1日でいいのだろうか。 心底考える。
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