噛む茶・研究記録
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| 2003年02月24日(月) |
めずらしく雨が多い、2月。 |
昔と言っても10年くらい前。
乾し椎茸を、山に仕入れに行っていた。 当時、椎茸は輸出の花形だった。
香港、シンガポール、アメリカ。 為替相場の変化と中国産で、今ではホンの少し輸出されている。 逆に輸入国になってしまった。
とんこ・・花に例えたら、つぼみ・・。 原木に菌を打ちつけて、3年目に出るのが一番取り。
適度な雨と乾燥と日差しが、カサに菊の模様が出る。 花どんこと言う。
条件が良いと、真っ白な色でできる。 これを天白どんこと言って、一番の高級品である。
この椎茸から、白いスープが取れる。 高級料理の食材になる。
歯ごたえも十分である。 寒さが程好く乾燥が続くと、花が咲いたように真っ白な椎茸ができる。
自然条件が厳しいので、この真っ白は貴重である。
今年の雨・・とんこは採れない。 水分でカサは、すぐ開いてしまう。 一日で開いてしまう。
こんな条件で乾し椎茸を作ったら、 20kgで1kgの乾し椎茸にしかならない。 ほとんど、水である。
まだ寒さがあるから、歯ごたえは良い。
椎茸は、寒い時の物がうまい。
桜が咲く頃には、椎茸も終わりである。
12月から1月にかけての寒子。 2月から3月にかけて、春子。
原木の露地栽培に勝る物はない。
そうそう、傘の開いた椎茸は、当時国内向けで販売された。
最近は、国内でもどんこが主力になっている。
いまは、生椎茸が主力である。 生産県も東北が主力になった。 この地方は、植林が進み、原木になる木が、なくなってしまった。
それに、山仕事をやる若者もいなくなった。 仕入れに行ってた頃のオヤジさん達は、もう70過ぎている。
随分、山奥まで仕入れに行ったものだ。
シイタケは、カサに花模様があるものが良いシイタケです。 そして、つぼみが。
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