覚書(NHK知るを楽しむ なんでも好奇心 縄文ミステリーツアー 小山修三 より)【する、切る、煮込む、焼く〜加工と調理】 この時代の食品加工の基本はすりつぶすことだった、石皿、磨石、叩き石など大型石器の出土量の多いことがそれを示している。木の実や根菜を叩きつぶし、水に晒してアクを抜き、デンプンをとりだす。穀類もすりつぶす。小さな動物やサカナ、堅い肉は、骨ごと叩けば栄養価が高くなり、消化にも良い。出来上がりは団子やハンバーグ状で、パンやクッキー状の炭化物が各地で発見されている。