☆言えない罠んにも☆
モクジックス
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| 2003年08月27日(水) |
パーフェクト★コンプレックス(注意!だめっ子ナオンが登場します。ちいさいお子さんは遠慮してね) |
ぼくはいきなり24歳になった。 とつぜんだが、誕生日とはこういうものなので仕方がない。
2年ぶりに実家にいるので、数日前から周囲がお祝いの段取りをしていて、 気づかないわけにはいかない。ママンはきのうから飾りつけのバラを買ってきたり、ホールケーキの注文をしたりかなりやる気だ。すでにダイニングテーブルの配置がいつもとちがう。 気の早い祖父母からはすでにプレゼントが届いている。
そんななか、ぼくはめちゃめちゃ焦っていた。 き、決まらん。。。 ともするとメインとなってしまう夕食のメニューが決められない。 もちろん、候補はあった。 ここ一週間の修行の成果でぼくが作ろうってことで(まぁ、実態は ママンにも実行犯として活躍してもらえばなんとかなろう程度なんだけど) ビーフシチューにホタテのサラダ(カルパッチョ?)、 パンプキンスープ、ガーリックトーストくらいを考えてた。 冷房きかせてすき焼きってのもなかなかかとも思ったんだけど。
しかし、急遽、良いビーフが手に入らないことが判明。 パソコンで打ち出すつもりだったメニューも徒労の痕跡になりはてる。 ああ、どうするか。手巻き寿司な気分でもない。 外に食べに行くのは今からじゃあわただしすぎる。
こんなふうに、ぼくはたまに「てんぱ」る。 優柔不断だからかとおもっていたが、どうやら原因は別にあったらしい。 「完璧主義」ってやつだ。 折角やるんだから出来うる最高のものにしたい、しなければならない。 脅迫観念と化したその思い込みのせいで、ちっとばかしでも不安要素が あると採択できなくなってしまう。 さっきだって、お花を活けるのに微妙な加減がずっと気に入らなくて何度もやり直していた。結局ママンが活け花のオーソドックスな方法で飾ってしまったわけだが、それはぼくにとっては納得のいくものじゃなかった。 お誕生日に悲しくなるなんて間違ってるとおもいつつも、コントロール効かない。 ぼくの不満な顔で、いやな気持ちが伝染していく。 周囲を疲れさせてるなぁ、ごめんよぅ〜とは思うのだが、 どうしようもないことにしておく。だって今日はぼくのお誕生日だから。
けっきょくディナーはぼくが頭痛に苦しんでいるあいだに 和風になったらしく、お赤飯とか(よく間に合ったもんだ。圧力鍋ばんざい。)そうめんとか、おなすとかおくらとかのやさいたちとおさかな(鯛は、さすがにお頭つきはなかったらしくお刺身だった。かわりに鯵が尾頭付きでグリルにされていた)とかがならんでいた。
ケーキは予想以上に良くて、蝋燭の光で写真が大変GOODに撮れて まぁちゃんから足休息用サポートソックス、卓ピからイヤリング なんてもらってコーヒーもなかなかで、なんとかこう自然に楽しくなってきてちょっと自分の態度を反省して、そして、そして、ため息混じりに微笑んで、落ち着くと、ようやく、あぁ、幸せ?って気持ちになれた。
そんな、ぼくの、お誕生日。
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