シオの日記

2002年07月02日(火) やさしさ、とは

ただ、妹君はよくひっかっかる言葉を発してくれる。
今回も引っかかった。
本人がどう思ったかなんて、わからない。
ただ、私にはしこりとして残る程度には気になる言動。

これ見よがしに、
『看護婦さん、やさしかった〜』
『姉ちゃんも(やさしくなるよう?)頑張ってね』

と。


ねえ、やさしい、って何。
すごく気になったから、あからさまに聞いてやった。

「やさしい、ってどうやってやさしかったの?何がやさしかったの?」

そしたら、『全部』って。
話し方から、注射の打ち方まで。


何、注射が上手に打てたら「やさしい 看護師」なんですか?


やさしい、って何?
甘やかすのが=やさしい?

『やさしい』看護師。時には必要だ。もちろん。
甘えを求める人は必要、けれど。
『信頼される』看護師にはなりたい。

別に特に苛立ってるとかって思ってなかったけれど、
『ヤサシイカンゴフニナレルヨウガンバッテネ』なんて、
言われる謂れはないわ。

つまり何。
極論を言えば、今「やさしく」ないってわけでしょう?

悪かったな・・・


それにね、私に「優しさ」を求めてるわけ?
優しくして欲しいわけ?

望む優しさがあるなら、別に上げてもいいよ?
ただ、それは他人に向ける顔だったり、
もう、これ以上入ってくんなよ?という笑顔の上しかできなかったり。

看護学校に入ってつくづく思った。

優しいだけじゃ、看護はできない


だから、余計に。
実は医療系大学目指している妹君。
けれど、まだ目指している段階で、まだ部外者。

勝手な口叩いてんじゃねえよ(すみません、すみません)(笑)


別に、優しいおねーさんやってるわけじゃないけど、
優しくないおねーさんのつもりはなかったんだよ。
だから。
ちょっと悲しかったんだよ。
もっと回りに目を向けて、相手のことを考えれる人にならないと。

確かに日々精進しなければならない分野だとは思う。
ただ、それだけ。
生きる上で、大切なことだから。
もちろん、職業上でも活用できる事項かもしれない。
けれど。

もう一度言おう。

優しいだけじゃ、看護はできない

優しいだけなら、誰でもできる。
とは、言うものの、最近「優しい」人が少ないと思うのは私だけか。
周りの様子をみて、自分の位置をわかる人。

ねえ、『やさしい』って何ですか。

私は私の答えがあり、そして、また人には人の答えがあるから。
けして強制なんてしないけれど。

「人間的に優しい人になれるよう頑張りたい」


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