| 2013年06月23日(日) |
日本×メキシコ&劇団あおきりみかん「サーカス家族」&山本昌216勝!! |
あ”〜!! 寝過ごしてしまった!!
テレビテレビ・・・あらら、まぁ・・・2−0かい。
お、岡崎とった! お!!PK止めた!!
オイラが見ている間は勝ってるじょ!! と言ってみたものの、この20分間見てもメキシコの方が試合運びが巧いなぁ。
3連敗ですか・・・ コンフェデ杯は世界から8チームしかこないから、グループリーグからワールドカップトーナメントみたいな濃さだなぁ・・・どこもめっちゃくちゃ強い。 だからこそここで1試合でも勝てれば、本番でかなり期待が出来たんだけどなぁ。
来年のワールドカップ本番でこの3連敗が糧となりましたって言う結果を期待したい!!
そして、続いて名古屋へ。
劇団あおきりみかん「サーカス家族」だったなう。 開演午前11時・・・こんな時間から本番って、歌舞伎みたい(笑) 人間の生理として、慣れてないとなかなかテンションあげられないよなぁ。
行きに、古知野高校演劇部軍団と遭遇。 行き方が分からないということで、オイラの後ろをみんながズラズラ・・・ まるで引率の先生じゃないかい!(笑)
(こっから先はネタバレも含まれるので、これから見る人は注意です。)
あおきりみかんの芝居は初体験。 芝居は第三舞台の「パレード旅団」みたいなテイストの家族ごっこの場面からスタート。 そのせいか分からないけれど、芝居する人を芝居しているので、違和感ありありな感じで、オイラみたいな初体験の人は「この劇団は下手なの?」と思わず勘違いしそうになってしまう。 でも、それもやがてはそうでないことにちゃんと気づかせてくれた。 役者の中には1センテンスで心をグッとつかむ感情を発信出来る役者もいたし、みんな鍛えられてるんだなぁって素直に思えた。
やっぱりこの名古屋で一目置かれている劇団だけあるし、ちゃんと「劇団の芝居」になっていて、見ていてとっても嬉しかったなぁ。 だって、名古屋には劇団を名乗ってるくせに劇団員が一人か二人で他は客演だらけのところばかりなんだもん。 ちなみにオイラが言う「劇団の芝居」って何かって言うと、かなり強引な展開や不条理な芝居でも、普段の阿吽の呼吸で見事にあたかも普通ですって言う感じにしれっと成立させてしまう力を持った芝居のことだ。 当然それにはお客さんも加担して成立する話だ。
お話は、本当の家族とは何なのか探し求める主人公が、みんなを集めて家族ごっこをするみたいな話。 周囲も、その家族ごっこにお付き合いしているが、「ごっこ」はどこまで行っても「ごっこ」だ。 すると、行き着く先は主人公を説教して改心させるしかないわけで、その終着点にどんなふうに行き着くかに興味をもって見て行った。 だけど、やっぱりこういう話は難しいよなぁ。 芝居の中の話じゃないけれど、10人いれば10人価値観が違う。 だから、観客のオイラとしてはイマイチ共感出来なかったんだよなぁ。 でも、それもありかなっていうふうに思わせてくれる見せ方はしてたんじゃないかなぁ。 決して居心地の悪い空間じゃなかったから。 だた、お話の展開としてもうヒトヤマ欲しかったかなぁ。 かなりシビアな話をしている割には、感情のみたいな部分がもう1つ薄かったかなぁ。
ところどころに仕掛けられた笑いは・・・まわりはものすごく大爆笑だったけれどオイラにはそこまでこなかったなぁ。 やっぱり、この辺りがリピーターとそうでない人の違いなのかなぁ。
ネタバレ注意してなってことなので、詳しくは書けないけれど、芝居の中で超スペクタクルなシーンがあって、その展開はすごかった。 展開のスピードが役者の感情のスピードに追いついてくれればもっとすごかったよなぁ。 そこが見せきれてなくてちょっと残念。 現場でしか稽古出来ない部分ではあるんだけれど、もうちょっと頑張って欲しかったなぁ。 そうすると、オイラはきっと「この劇団はすごかった!」っていって劇場を後に出来たかもしれない。
と、ネガティブ意見をいろいろ書いてしまったけれど、総じていえば結構レベルが高くて、ちゃんと劇団の芝居になっていて、またいつか劇場に足を運んでみたいなぁって久しぶりに思える名古屋の劇団に巡り会えたなぁって思った。
あ、そうそう、どうしてこの芝居を見ようかと思ったのは、古知野高校演劇部で話題になっていたからだし、とりあえず見ておけば共通の言葉が見つかるのかなぁって思って見に行くことにしたのだ。
劇場を出た時に、古知野高校演劇部軍団は、ものすごいものを見て、してやられている状態だった。 そりゃそうだよなぁ。 オイラが同じ頃に見てたらきっとそう感じるくらいの芝居だったもんなぁ。
そして、山本昌が巨人戦に勝利!! 通算216勝!! そして、またも先発最年長勝利更新!! すげぇ〜。 オジさんたちの星だぜ!!
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