| 2013年03月27日(水) |
古知野高校演劇部「エンターティナー」本番(2013尾張地区合同発表会2日目) |
ついにやって来た本番。 職場にムリを行ってお休みを頂いて江南市民文化会館へ向った。
開演前にはOBやOG、顧問の先生にご挨拶していただいてしまった。 恐縮です。
さて今回の芝居は、在校生が卒業生とお別れし、この先の決意を語るというストーリー。 この基本的なストーリーに様々なエンターテイメント要素を織り込みながらのお芝居だ。
芝居が始まると、何故だかオイラが一緒に舞台に立ってるような感覚でドキドキしながら見てしまったなぁ。 自分で演出した芝居のドキドキとはちょっと違う感覚のドキドキで、完璧に子どもたちの巣立ちを見守るかの如くのドキドキだったなぁ。
同時に、卒業生との別れはオイラの古知野高校での立場に重なり合って、気持ちのしっかり伝わってくるかなりぐぐっと来るいい芝居になったんじゃないのかなって思う。 芝居のストーリーもここまでの苦労も隅から隅まで知っているくせに、こうして客席で見ると新鮮な気分で感動してしまった。 さらに、脚本家の仲間にたいする気持ちがしっかりと伝わってきて、余計に感動したし、さらにこの脚本家の芝居は4本目なんだけれど、ストーリー展開やテーマの見せ方なんかはだんだん技術が上がってきて、こうして客席で改めて見ると、その素晴らしさがちゃんと分かる芝居になってなぁ。 どれもこれも顧問の先生がしっかりと日々の活動で口酸っぱくいろんなことを言ってきた成果だし、そこに携わってみんなの成長する姿を見ることが出来たオイラはなんて幸せもんなんだろうと思った。
本番終了後、お医者さんの予約があるのであいさつもそこそこにヒアルロン酸を打ちに退散。 みんなちょっともの足りなさそうな感じだったなぁ。
でも、ヒアルロン酸注射が意外と時間がかからなかったから、ちゃんとした卒業式をしに、もう一度江南市民文化会館に戻って、昼食中の部員たちにあいさつをさせてもらった。 古知野高校演劇部とは顧問の先生から声がかかって参加すること人なったのだけれど、他校に転勤になるのでとりあえずの締めくくりってことになる。
部員たちには感謝の気持ちを伝えると同時に、かなり強烈なダメ出しもしておいた。 それは何かと言うと、今日の本番は今まで一生懸命やって来た成果だからそれは認めるけれども、今日くらいの出来があって技術的には初めて芝居の精度を上げて行く作業が出来る土台のところにたどり着いたところ。 もしも、この先県大会や中部大会を目指して行くのであれば、もっとやらなきゃならないことはたくさんあるよって言うことを伝えた。
こんだけんのことを言っておいても、なおかつ笑顔や涙で別れを惜しんでくれる部員たちにはほんと感謝の気持ちでいっぱいだなぁ。 あ、そうそう、何故か野郎軍団にはバグ攻撃を受けてしまったなぁ(笑)
ほんと幸せで楽しい2年間を過ごすことが出来たなぁ。 オイラが古知野高校演劇部に関わることになった全ての関係者の皆さんに感謝してもしつくせないなぁ。
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