兼松孝行の日々つれづれ

2013年01月21日(月) 日々つれづれ

オイラが大阪でなんだかんだしている間にアルジェリアで大変な事件が起きた。
そして、外交上の交渉は何もないままテロ殲滅攻撃が行なわれた。

いろんな報道を聞いていると、テロは起こるべくして起こって、そして交渉の時間も与えないような倉庫激も起こるべくして起こったということのようだ。
たしかに、オイルショックを作り出したアルジェリアの立場と、資源のない国の日本の立場。
そして、冷戦から生まれたタリバン。
歴史的な経緯を考えれば誰もが正解なのだ。
だからこそ、今回一番弱い立場である日本は、これからも奇跡の国と言われるように経ち振る舞っていかなければならない。

一歩日本の外に出た瞬間に無法地帯に足を踏み入れるのと同じだ。
それは何処の国であっても同じだ。
日本のルールや道徳は通じない。
だからこそそれ以外の方法で経ち振る舞う必要がある。
その一つが資源国への資源獲得技術の提供があるんだと思う。

こうした事件が起こると二の足を踏んでしまう。
しかし、今回の日本政府はきっとこの襲撃に屈せずにどんどん海外へ進出していくんだろう。

以前、自衛隊を海外派遣することに対して、政治家自身は行かないからそんな決断が出来るんだって言う趣旨の批判があったように記憶している。
今回はそれと同じ危険な最前線に民間人を国策として送り込むということだ。
安全にするためには現場の警備が云々ということではなく、日本の国際的立場によって安全度が増していく立ち振る舞いをしていかなくてはならないんだろうなぁ。

うーん、現場も国際社会も具体的なことはよく分からないけれど、なんとなくそんなことを思うんだなぁ。

現場で国のために命がけで働いて、命を落とされた皆様にご冥福申し上げます。


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