兼松孝行の日々つれづれ

2012年11月28日(水) CD「[(an imitation) blood orange]/Mr.Children」

久々の感想文書き書き。

うーん、これだけ世に出回った曲がたくさん入っていると、ほぼシングルベストみたいな感じかなぁ。
「イミテーションの木」でアルバムの統一感を醸し出そうとしてる気はするけれど、それでも、なんと言うか、もうひとつ「バンドのアルバム」って言う感じがしない。
あまりにもバラードが多いのとサウンドもバラエティーに富みすぎている。

いつからだろうなぁ、ギターサウンドが中心じゃなくなったのって。
「深海」や「ディスカバリー」「Q」の頃は、ほんとサウンドもかっこ良かったもんなぁ。

歌詞の世界感は相変わらず等身大で、ほんと素直に共感出来る。
1曲1曲はほんといい曲ばかり。
だけど、アルバムの印象がこうです、って言う「こう」がないんだなぁ。
ちょっと残念。

それでも、毎日聞いてもアキないアルバムであることは確かだなぁ。
それに、久しぶりに曲数も少ないこともあって通して聞いても疲労感や集中力切れが起きない。
愛聴盤って感じのアルバムかな。

あ、「こう」があった(笑)


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