| 2009年11月02日(月) |
CD「二人が眺めた窓の向こう側/財津和夫」 |
この人の音楽は、もう25年近く聴き続けている。 還暦を越えて、今なお第一線で活躍をしているアーティストの一人。
1曲目の声に還暦の衰えを感じてしまうところだったが、その後を聴いて行くと、どうも勘違いなような気がして来た。 そして、それが確信に変わって行った。
音楽的には、極めてシンプルに作りすぎてる。 あまりにもシンプルでひねりがない分、いい曲はものすごくいいけれど、そうでない曲は、思わずスキップボタンを押しそうになってしまう(笑) この人の作品にはよくあることだ。
それはさておき、歌詞の世界観は相変わらず人生を先に進んでいる人なんだと感じるものが多かったし、素敵なフレーズが溢れていた。 オイラも還暦迎えるときっとこんな感じになるんだろうなぁ、と。
その中でも、「愛していたい」というASKAとの共作は、人生の先輩の曲ではあるものの、とても共感出来る曲だった。 本当に自分のために書いてくれたんじゃないかって思うような、そんな曲だ。。。ん?ということは、オイラ精神性が還暦?!(汗) うーん、きっとそんなことはないと思うけれど。
ちょうど、全盛期だった70年代後半から80年代前半の男が書くラブソングは、別れたあとの後ろ髪引かれる思いを描いた歌が多かった。 そのムーブメントを作り出して来たメンバーが揃って作り出された作品。 だからかも知れないが、今回の作品もそうした匂いがプンプンする作品になっている。 たぶん当時は右肩上がりの社会で、そうしたせつない曲で非日常の疑似体験をする時代だったんだろうなって、そんなことも感じたり思い出したりする作品でもある。
オイラ的には好きだな。 それに、そうはいいながらも、アルバムの最後は「世界で一番好き」で締めているところがニクい。
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