兼松孝行の日々つれづれ

2009年05月30日(土) LIVE「DreamsComeTrue CONCERT TOUR 2009 ドリしてます?」

初のドリカムのライブ。
いろんな紆余曲折があり、チケットを譲ってくれる人がいたので見に行くことが出来た。

そんなわけでやってきました日本ガイシホール。

今回は20周年記念のライブ。
20年前は、う〜んと19歳か、オイラは。
青春まっただ中やね。
うれし恥ずかし朝帰りが原体験かな。
アルバムは持ってるけれど、曲を聴くとその当時が思い出されるほどの聴き方はしてこなかった。
なので、今までライブに行ったことがなかった。
でも、連れから聞く評判は素晴らしいということだったので、それなりに楽しみにして来た。

新型インフルエンザの関係で、この日はスタッフ全員がマスクマンになっていた。
しかし、客席をみると、本当に数えるほどしかマスクマンはいなかった。
それを批判的に捉えてるわけじゃなくって、本来あるべき姿なんだぁと思った。
実際、マスクは人にうつさないためには有効だけれど、自己防衛策にはあまり効果がないからだ。
それから出入り口とトイレには手の消毒薬がおかれていた。
これが一番大事な対策だ。
このライブは先日神戸公演が延期になっている。
それだけに名古屋は近い場所だから慎重になってるんだろうな。

今回の席は、舞台の真横のスタンド最前列の席。
舞台が間近に見える席だ。
見るという面ではかなりいい席かも。
しかしながら、ここを狙ってくれるスピーカーがないせいか、直接音が聞けず回って来る音ばかりが入り込んでくるので、音の面では鮮明さにかけるところがあって、その分はやや残念だったかな。
ただ、普段のライブでは見ることが出来ない様々な出来事を見ることが出来てとてもラッキーだった。

その一つとしては、舞台上では様々な出来事が起こるということだ。
ワイヤレスシステムのトラブルに、ハウスの音響さんに向かって客席まで聞こえる生声で「早くして!」と焦って要求する吉田さんの姿が見えたり、いつの公演で使ったものか分からないフワフワしたものが舞台上の吉田美和の目の前に落ちて来て、それをプププと笑いながら一生懸命拾っている吉田美和がいたりという、いつのも座席では見ることが出来ない姿を見ることが出来た。

もう一つは、舞台の袖の中も見ることが出来たことだ。
開演直前にしゃべる影アナの緊張した姿だったり、超巨大な舞台セットの移動が意外と人力だったり、スモームマシーンが真下にあって、照明さん的に気合いを入れる曲の直前は、かなりモクモクして、目の前が雲の中だったり、舞台袖の見事なスタッフワークだったり。
いろんなものを見ることが出来た。

ライブの方は20周年記念ということで、過去から今に向かってだんだん新しい曲になる構成。
しかも曲数がハンパじゃない数。
その時々で思い入れのあるファンにとってはたまらないセットリストだったんだろうな。
正に20周年にふさわしいライブだった。
強いて言えば、一曲一曲ダイジェスト版じゃなくてフルで聞きたかったなぁ。

ライブで初めて見るドリカムは、やっぱりファンクの匂いとブラックの匂いが同居した感じで、オイラが今まで見て来たアーティストの中ではアース、ウインド&ファイアに近い印象を持った。

パフォーマンスで言えば、吉田美和は「変態」で中村正人は「変な人」。
吉田美和は歌うために生まれて来たような、今日のこの日は誰のためでもない自分のためにあるって言う感じ。
しかし、ほんと歌はそれこそ変態的に素晴らしい!
身体もめちゃめちゃ動くし。
40半ばの人がここまでアグレッシブにやれるかっていうくらいの素晴らしいパフォーマンスだった。
中村正人は、MCでドン引きを計算に入れてるんじゃないかって言うくらいドン引きするネタをさんざんかましてくれたなぁ。
しかも動きがおかしい。
バラードでじっくり聞かせるところを、客席から笑いの渦が出るような、くねくねした変な動きをしていたなぁ。

全体的な構成で言えば、20年を振り返るというコンセプトの元に、お客さんの曲に対する原体験を借りながら、所々に驚きと笑いの要素を取り混ぜながらお客さんを楽しませようとする姿勢が好感の持てる素晴らしいライブだったなぁ。
オイラがこの20年間しっかり聞き込んでいたら、この日のライブはもっと感動的な体験が出来たかもしれないと思うと、ちょっと悔しい気もした。
だけど、この体験をさせてくれたいろんな偶然に感謝しなければ行けないほどいい体験が出来たことは間違いない。


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