兼松孝行の日々つれづれ

2009年04月30日(木) LIVE「Mr.Children TOUR 2009-終末のコンフィデンスソングス-」

初見参の三重県サンアリーナでのMr.Childrenのライブ。
マイミクチーム野郎3人で参加。
何となく彩りのあるチームがうらやましくも感じたり(笑)

開場前に二見駅近くのスーパーマーケットで500mlのペットボトルを買おうとしたら83円という予想外の値段にビックリ!
会場に着いてグッズ売り場に行こうとした時には長蛇の列!と思いきやトイレに並ぶ人の列だったという予想外の展開。
更にはグッズ売り場が閑散としていてビックリ!
様々なサプライズが開演前にあった。

さてこの先はネタバレを含むのでかなり改行します。

































ステージは2年前のHOMEツアーと同じくオープン形式で、360度お客さんに囲まれている。
なかなか雰囲気がいい。

さて、今回はアリーナ23列目のど真ん中で見ることになった。
天井を見上げると真上に会場用のスピーカーがぶら下がっている位置で、本当にど真ん中の位置だ。
しかし、アリーナ席にはつきものの目の前のお客さんの身長によって、何も見えなくなる不安がつきまとう。
案の定、開演前には大柄な男達が目の前を塞いでいた。

だが、奇跡は起こった!

開演すると、隣にいた女の子達と男達がするりと入れ替わったのだ!
視界すっきり!
ステージが全て視界に入って来た!
体育館なのに何故かライブハウスみたいな感じに思えるほどいろんな物を近くに感じる。

メンバーが登場した瞬間、なんだかよく分からない感情が湧き出て来た。
正直肉眼で表情まで読み取れる位置で見ることに嬉しい反面少々戸惑いを感じてしまったのだ。
何か日常と非日常が入り交じって、さらにはこの時間を最大限記憶しておかないとと言う強迫観念に近い気持ちと、真逆に頭真っ白けで楽しんでやれという気持ちと、何だか複雑な感じでよく分からなくなってしまった。

そして、桜井君の第1声で我を取り戻した。

「こんな深いリバーブかけるんだ」

おっと、またいつもの悪い癖が。
でも仕方がない。
そういう世界に一歩でも足を踏み入れたことのあるものの習性だ。

結局ライブ全体を主にはそんな風に楽しんでしまったかな。
バックの映像にモノクロ系を多用するのは、曲のキモの部分に照明の明暗の激しい決めきっかけがあったり、カラーチェンジのきっかけがあったりする曲の時なんだと気づいてみたり、オープンステージだからSSが使えずに、明かりづくりに苦労した感がありありと伺えたり。
桜井君が下手に移動するとどういうわけかハウリングが起こりやすくなったりして、その分ボーカルを上手側に振って出してたりする音響さんの苦労が伝わって来たり。
映像と舞台上の演奏者との動きをマッチングさせるために何度もきっかけ合わせの練習をしたんだなと思わせてみたり。

でも同時にちゃんとライブという作品をしっかり楽しむ自分もいた。

今回もライブにはしっかりとストーリーが盛り込まれてて、そのストーリーにそって一曲一曲に意味付けがされていると感じた・・・うーん、まあそう思ったんだな、オイラが。
最初の映像に現れるゴーグルマン(勝手にそう呼んでいる)が見ている映像一つ一つが目の前に起こっている一曲一曲の個別のストーリーだ。
「終末のコンフィデンスソングス」の歌詞の中にも「今目の前に起こっていることを楽観も悲観もなくちゃんと捕まえたら〜」とある正にそのことをステージで表現してたんだなぁと思う。
そして、何曲か演奏され忘れた頃に現れるゴーグルマンに喚起させられるのだ。
でもきっとゴーグルマンが見ているその映像は、バーチャルのものではなく自分自身が経験して来たことをもう一回見直してるんだと思う。
一見社会性のある歌を歌いつつも、結局は個なんだよというメッセージを感じた。
それが一番最後の「優しい歌」で結実であり決意表明でありという意思表示をしているように感じたのだ。

演奏スタイルは6人編成のシンプルなバンドサウンドでオイラ的には今まで見た中で一番好きな演奏だ。
シンプルだけど骨太。
ずっと前にディスカバリーツアーでみたがむしゃらに演奏する姿を思い出しながら見ていた。

演奏そのものは、昔の曲をほんの少しテンポを落とし、その曲のできたてほやほやの当時から時間が経過して曲そのものがこうやって成長しましたよという姿を見せてみたり、逆にテンポアップしてその曲の音楽的な部分で主に押してみたり、ライブならではの様々なバリエーションで楽しませてくれた。
言い換えると、やっぱり生の演奏はアーティストの思いがダイレクトに伝わってくるからたまらないということだ。

いやしかし、ライブの後半戦はいくら何でも飛ばし過ぎでしょ。
ほとんど酸欠になってヒーヒー言いながらついてくのが精一杯だったなぁ。
あ〜、こんなこと言ってるのはオイラだけなんだろうなぁ、歳だしなぁ〜、と思っていたらそうでないことが、本編終了直後にわかった。
メンバーが一旦退場した後、しばらく静寂と安堵の空気が流れた。
アンコールの手拍子もない状態がしばらく続いたのだ。
それってみんな(老若男女)疲れたってことだよなぁ(笑)

おかげで、アンコールがちゃんとアンコールの雰囲気になり(中にはアンコールがハイライトになってしまうアーティストもいるので。)そして曲の意味もちゃんといい感じの意味で伝わり、最後には「優しい歌」で結実出来た素敵な夜になった。

いやぁ、ぐだぐだと書いてしまったけれど、ほんといいライブだったなぁ。

一曲一曲のことやMCの出来事は、他の人の感想を見ながらほくそ笑むことにしよう。


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