兼松孝行の日々つれづれ

2007年10月23日(火) まるでSM・・・

本日、昭和病院にて腸注検査。

この検査、病院からもらった説明書にはこんな風に書いてある。
1)肛門にバリウムと空気を入れる管を入れ、抜けないように小さな風船を肛門の中と外に膨らませ固定します。
2)その管からバリウムと空気を入れ、腸のレントゲン写真を撮ります。
3)検査中は頭が下がったり検査台が回転します。
だそうな。

そんでもって、前日から腸をカラッボにするために、下剤攻撃。
もう何もでないのにトイレに何度もこもるげっそりとした夜を過ごし、そして今朝病院へ。

早速着替えてくださいというので、ほぼスッポンポンになって、肝心な部分に穴の開いたパンツと検査着に着替える。
もうこの段階でなんだか恥ずかしい。

病院に行くとレントゲン技師さんが、「これは世界に数台しかない機械で・・・云々」。
宇宙飛行士が訓練に使うようなゴージャスな機械が目の前に。
寝てくださいと言われて、そこに看護士(女性)さん登場。
お尻をまくられ、その看護士さんに肛○童貞を捧げることに(泣)
ついに貫通した管の感覚はなんだかとても不思議な感じだ。
出したいけど出せない。
そんな感じ。
そして、両腕を頭上の手すりに交差させて保持した状態で、検査台にいろんなベルトでぐるぐる巻きに縛られる。
もちろん身動きは全くできない。
相変わらず出したいけれど出せない感覚があそこを襲う。
このまま地震が起こったら、どうなるんだろう俺、という不安が急激に襲う。
しかし、そんな不安も検査台が回転し始めてあっという間に吹っ飛ぶ。
上向いたり下向いたり逆さになったり、ほとんど豚の丸焼き状態の動きが、妙にスムーズ。
そして、さっき合体した部分からバリウムと空気を注入され、更に出したいけれど出せない感が激しくなる。
しかし、何も出来ない。
レントゲン技師さんの意のままに操られている感じだ。
まるで、レントゲン技師さんが調教師のSMプレイの世界だ。
最後は、機械で空気とバリウムを抜かれる。
何か強制的におならをさせられている感じ。
そんでもってまたも看護士さんが登場し、合体部分を何事もなく抜き去っていった。
やっとホッとできた。

もうこんな検査二度と受けたくない!!
でも、健康のためなら仕方がないかなぁ。。。

こうした検査を受けることで、どういうわけか自分の人生が限られていることを実感し始めている。
こうした検査は1日でも長く生き延びていくための準備だ。
もう30代後半。
そろそろ、人生の折り返し地点だ。
いつか突然訪れる人生の最後に楽しかったと思えるように生きていかなきゃな。


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