| 2007年09月20日(木) |
MOVIE「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」 |
うーむ、何とも言えないなぁ。 昔の映画をあんまり見てないせいか、マカロニウエスタンもキルビルも具体的には知らない。 そんなわけで、全く予備知識なしで観劇。
だからかなぁ。 映画全編を日本人の役者で英語で作る意味がもひとつよく分からない。 映画を見る限り、英語が足枷になって演技のテンポやストーリーのテンポが落ちているように思う。 それが、まず最初のシーンから始まっているような気がしてならない。 ただ英語が堪能と思しき役者だけで作るシーンはテンポもスピードも出て、退屈せずに見ることが出来た。
お話は非常に判りやすかったけど、最後金塊を挟んで二人しか残らないってのは、いくら何でも救いがなさ過ぎだと思う。 もう少し人を残すか、殺されるシーンの描写を時代劇っぽくするとか、何とかならなかったんだろうか。 グロさがこの映画の印象を支配しすぎているような気がした。 出来れば保安官ぐらいはあのまま生かしておいてくれた方が良かったかな。
絶賛できる部分と、そうでない部分のギャップが大きい映画だった。 でも、この手の挑戦は嫌いじゃない。 また見てみたいと思う。
|