| 2007年09月16日(日) |
LIVE「Mr.Chirdren HOME TOUR 2007-in the filed-」 |
実は本日結婚記念日。 愛知県は大雨洪水警報発令中。 しかし、オイラは男二人で富山にいた。 しかも、なぜかドラゴンズのユニフォームを着て。 でも野球じゃなく、「Mr.Chirdren HOME TOUR 2007-in the filed-」を富山県総合運動公園陸上競技場で見るためだ。 いやぁ〜、どういうわけかチケット抽選に申し込む時に、豊田と富山を勘違いしたらしい。 確かにお酒を飲みながらチケットの抽選に応募した記憶はある。 酔ってたのかなぁ〜? で、めでたく当選して富山、ということになった。
富山県総合運動公園でのライブはおそらく郊外にあって騒音が気にならない場所とか、立地条件がいろいろあってのことだと思うけど、唯一厳しいのは鉄道の駅が遠いことだろう。 オイラも富山地鉄とシャトルバスを乗り継いで1時間30分もかかってしまった。 会場に着くと人だらけ。 そんな中、オイラたちは甲子園で戦っているドラゴンズの応援の意味も込めてユニフォーム姿。 はっきり言ってかなり目立つ。 そして視線が冷たい。 しかし、それはやむを得ない。 富山は巨人ファンの巣窟。 そして石川県は巨人ファンばかりでなく阪神ファンも多い。 だからやっぱりいた、全身阪神タイガースの人も。 ちょっと嬉しくなった(笑)
さて肝心なライブだが。。。。
結論から言えばこの日のライブは、いろんな偶然が重なって、このツアーの中で特別な1日になったんじゃないかと思う。
富山はMr.Children初ワンマンライブ。 そのためか会場は開演前からかなり暖まっていた。 メンバー登場と同時に、待ってましたとばかりの大きな声援で1曲目からハイテンション。 そんな時に空には大きな虹がかかった。 そこで会場は更にハイテンション。 桜井君の最初のMCで富山初ワンマンライブに引っ掛けて「富山童貞を捧げます!」の一言に、ドン引きどころかどう反応していいか判らなくて、会場全体が密かにざわついた。 そして、その後歌詞を忘れるおとぼけなミス。 桜井君はテンション上がりまくりでキレキレのライブ。 一瞬エアーポケットに入ったのか。 まあ、それはさておきライブ前半戦の顔見せのような、そしてHOMEのテーマのような曲がしっとりと演奏されていく間に次第にあたりは闇に包まれていった。
ライブ中盤にさしかかり激しい曲調に合わせるかのように土砂降りの雨!! 野外ライブだから仕方がないことだ。 でも、この雨が客席の雰囲気を盛り上げていった。 もうびしょ濡れになって破れかぶれって感じ。 それが、ライブで表現された踊りまくる世界の現状とリンクして、更に客席を盛り上げていった。
後半、お客さんが「口笛」を大合唱する場面での、「ああ、雨上がりの遠くの空に虹がかかったなら、戸惑いや不安など簡単に吹き飛ばせそうなのに」という歌詞のあたりで、ライブが始まってすぐにかかった虹がフラッシュバックして、筆舌に尽くしがたい感動につつまれた。 そしてその後の返歌「Sign」で完璧にヤラレタ。
ライブ終盤の「終わりなき旅」が終わる頃、雨が上がり、そして空は晴れ渡り、星が見えた。 この先に進んでいくための道が開けたような、そんな演出かと思うような天気の仕業だ。 何このとき会場の気持ちが一つになったような、そんな錯覚さえ覚える瞬間でもあった。
この日の演奏は、桜井君がキレまくっているせいもあり、その気持ちの抑揚をうまく使って激しいところは激しく、しっとりとさせるところはしっとりと、状況にうまく合わせた演奏、というか、ちゃんとライブな演奏になっていて、豊田の頃から一つ階段を登ったような感じの演奏になっていた。 それは、富山県総合運動公園陸上競技場が、他の競技場と比べて客席の高さが低くて、音が抜けてくれるおかげで、演奏が鮮明に聞こえるせいもあったかもしれない。 でも、ほんと音はヘッドホンで聴いてるんじゃないかと思うほどクリアに、そして力強く聞こえてきた。 そういえば、8月26日に見たあのアンコールのイノセントワールドの黄色いライトは、やっぱり中川氏誕生日特別バージョンだということが判ってホッとした。 イノセントワールドはやっぱり「青」だよね。 「黄色」じゃなくて「青」だよね。
うーむ、何ともとりとめもない感想になってしまったけど、他にも感じたことはいろいろあった。 でも、全部書けない自分の文才のなさに今更ながらちょっとショックを受ける次第だ。
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