兼松孝行の日々つれづれ

2007年08月07日(火) 日々つれづれ

何でも初心忘するるべからずって言うけれど、本当か?
例えばミュージシャンの多くは、楽器を持ったり歌を歌い始めるきっかけは不純なことがおおい。
オイラ自身もそういう意味においては、先輩がギター弾いてて、それを見てかっこいいなと思って、あんだけできれば自分にも彼女ができるんじゃないかという、そういう不純な動機からスタートしている。
もしも、神様がいて「おまえは初心に帰ってギターを弾きなさい。そうすれば道は開けるでしょう」とお告げをしてくれたとしても、果たして初心に戻っていいのか?
初心に帰ると、いろんな面で問題が起きる家庭環境にある。
でも、オイラは音楽が好きでギターを弾くのも好きだ。
この先ものすごく暇ができて、どんなことでもやっていいと言われればギターを弾くか台本を書くことになるだろう。
でも、どちらにしても初心に帰るといろんな意味で不純だ。

何かに挫折したときに帰る「初心」って本当に帰るべき気持ちなんだろうか?
ちょっとひねくれた考え方だが、ちょっと疑問が残る。


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