兼松孝行の日々つれづれ

2007年06月02日(土) 結婚披露宴(そして、本番!)

ついにこの日がやってきた!
劇団Beansで知り合ったものどうしの結婚式と披露宴。
二人にとっては夢のように過ぎ去る特別な一日の始まりだ。

こうして普通に披露宴に参加するのは実に久しぶりだ。
厳粛な雰囲気で行われる教会での挙式。
新婦のお父さんが急逝されたので、一人で歩くバージンロード。
それだけで、くるものがある。
それにしても、教会式のとき毎回思うことだが、賛美歌は歌う気になれない。

そして披露宴に突入。
最初の出し物を見て驚いた。
今回の我々のネタの肝の部分を明るみにされてしまったから、さあ大変。
用意してきた落ちでは締まらないので、急遽ネタを変更することにした。

披露宴は、新郎新婦が今まで何度も徹夜したであろう様々なネタがあちこちに散りばめられていた。
一回中座した後、会場には二人の生い立ちから劇団Beans入団までの半生が映像で上演され、その後プロポーズまでを我々が小芝居で見せていく段取りだ。
しかし、その順番を知ったのが実は昨日の夜。
この芝居、はじめは新郎新婦を泣かせようと思って書き始めたが、泣く場面は披露宴の終盤戦に自ずと訪れるから、我々はバラエティー班に徹しようと言うことにした。
それに出来る限り前半戦にやりたいと希望していたこともあり、その前提で台本を書いていった。
なので、会場で大幅に台本の修正をして望むことになった。

そうこうしているうちに我々の順番となった。
こうした宴会にはいろんなことが起こるもので、当初予定していた機材に不備があり、マイクの一本が全く音が出ない。
要するに音楽なしでこの芝居を乗り切ることになった。
それでも、いろいろ準備してきたネタはちゃんと会場に伝わり、笑いも取れたし何とかなった。
ちなみに、先取りされたネタはプロポーズの言葉だ。
なので、この際だからどっちみち再現ということで本人たちにしゃべってもらうこととした。

まあ、そんなこんなでいろいろとあった今回の本番だが、何とかなったのでよしとしよう。

披露宴全体は新郎の仕事が広告業界なので、様々なアイテムや映像で情報が提供され、ひょっとして本人の仕事よりもポテンシャルが高いのではと思ってしまえるほどすばらしい作りになっていた。
それに二人がこの披露宴を心から楽しんでほしいと思う気持ちがしっかり伝わってきた。
いやあ、こういう披露宴なら何度出ても楽しいなぁ。

その後、2次会が150名を越える人たちで行われた。
2次会も広告業界の人たちの企画だったので、いろんな小ネタにあふれていた。

夢のような一日は、夢のように終わっていった。


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