兼松孝行の日々つれづれ

2007年05月13日(日) LIVE「CHAGE&ASKA Concert tour 2007 DOUBLE」

5年ぶりのアルバムを引っさげたライブ。

前回の公演まではASKAの声が壊れていて、もう一つな感じのライブが続いていた。
それでもお金がとれるパフォーマンスをするところが、さすがプロと言ったところだが、こんかいはap bank fes06の映像を見て、渡辺徹みたいに巨体になったASKAに驚いたが、それよりも伸びやかな声が戻った事に驚いた。
治るんだ。
しかも治った後にもっと声が良くなるんだ。
という驚きの衝動そのままにこのライブに行く事に決めた。

今回はセンチュリーホールの3階席。
普段はレインボーホールばかりだから、いつもよりはステージが近い。
しかし、やはり3階席は高いし遠い。
そして、音が悪い。
スピーカーの一個くらいは直接3階席に向けてくれよと思うのだ。
とにかく反射音しか聞こえてこなくて、ガツンとくる感じがしない。
それが不満ではあるものの、やはり一級品プロの演奏はすごい。
この日演奏された曲の中でも「PRIDE」は圧巻だった。
この曲が終わった後、気がついたら周りは洪水状態。
たしかに、人の心を思いっきり揺さぶるだけの力のあるパフォーマンスだった。

全体の構成は、ツアータイトルがDOUBLEであるように、二人である事や、1対1の関係である事にこだわったライブになっていた。

CHAGE&ASKAが1対1の関係である事。
ライブという場所がアーティストとオーディエンスの1対1の関係である事。
その関係を構築している瞬間そのものが真実だということ。
それらの1+1の答えは、「1」だったり「2」だったり、そして「∞」であったり。

そんな事を感じさせてくれるライブだった。
次行った時はもう少しいい席で見てみたいな。


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