仕事も終わりかけの午後6時頃、見知らぬ番号から携帯に電話が入ってきた。
「ああ、オレ(実名)。これ会社の電話。今晩どう?」 「え?」 「ドーム。」 「むむむ、ものすごく行きたいけど、連日はなぁ・・・」
やむなく諦めたオレ。
そして家に帰ってテレビを見ると5回の表で割と絶望的な展開に。 そんな訳で、子どもたちを風呂に入れて、割とゆっくりして出た。 そして一応気になるからテレビをつける。 あれ?まだ5回?? なんと、立浪のヒットで1点差まで迫っていた。 そして7回についに逆転。
なぜだ。 なぜ昨日じゃないんだ。 なぜあの日じゃないんだ。
そう思った人は、少なくともこの世の中にもう一人いるはずだ。 該当者にメールをした。 したらメールが来た。 「オレも誘われた」 「深刻だよな?」 「ああ」
この意味はわからなくていい。 ただ二人の中に流れる、とても意味の深い会話だ。
次の観戦で負けたら、さすがに覚悟しないとな。
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