この日の稽古はインプロ(即興)を行っていった。 今男の少ない劇団にとって、場合によっては芝居をしなければいけないオイラも1役者として参加をしていったが、一緒に今回から参加するオイラよりもブランクの短い役者よりも体が動いたので、現場にいることは役者やるには決してマイナスにならないんだと、妙な理屈で納得しながら稽古を行っていった。 自分自身の役者としての弱点はフィジカルな部分よりもメンタルな部分だと言うことは分かっている。 どうしても、深い感動ができないんだな。 女性陣はその逆の傾向にある。 ただオイラが好きな役者はフィジカルがいい人。 だからそういう育ち方をしてしまったんだろうな。 何となくメンタルな部分はもっとおっさんになってからでいいやと思ってしまう自分がいる。 きっとそれは、できない自分への言い訳なんだろうと分かっていながらそう思いこもうとしている俺もいる。 そこが割り切れないと、もしも役者としてこの先やっていくことになったときに、ひたすら悶々としながらやらなければいけないんだろう。 まあ、やりたくてもやれない(と思っている)人もいるから、贅沢な話なんだろうな。 だけど、本業は演出だと思っているから、できれば自分が演出の時は舞台には立ちたくないし、そっちの方が芝居全体のできはよくなると思う。 よほど超越した力を持たない限り、社会人劇団のレベルで演出と役者を兼ねるのはリスキーな選択だと思う。 それに、ノウハウが蓄積されていかないし。
しかし、こうしてうだうだ言っていても、現実に男が集まらなければ出なければならないだろうし、それどころか今は公演ができるかどうかの瀬戸際状態。 脚本家がいない劇団の泣き所だ。
うーむ、昨日の負けとお酒を引きずってうだうだしているオイラだった。
|