| 2004年06月14日(月) |
劇団サラダ第14回公演「あざやぐ花に」 |
本当は夜に会議が入っていたけれど、朝も6時30分から仕事をしたので、「夜は他の人に変わってもらってもいいだろう」と、上司より暖かいお言葉をいただき、午後から仕事をさぼって今池芸音劇場に駆けつける。
新しい作家が書いた作品で今までのテイストと違った芝居を期待していた。 だけど、結果としては今までと同じ印象の芝居だった。
物語の3種の神器(今この瞬間勝手に名付けた)「恋愛・生と死・武器」が見事に全編にわたってちりばめられていた。 生きるか死ぬかという極限状態で生活をしている人間模様が描かれていた。
主人公は矢島という絵師で、いろんなものを捨てながら絵を描き続けてきた男。 新撰組に死絵師として雇われる。 ある時、女に一目惚れをする。 その女は不治の病。 クスリも高い。 こりゃまいった。 ということで、稼ぐために人を斬って絵を描き続けた。 でも、人を斬って稼いだお金で、恋人を助ける矛盾に矢島は苦しんだ。 苦しんで、何となく答えを見つけだしそうになった・・・・というところで新撰組の上司に斬られて話はおしまい。
あれ?
俺が見たいのはもうちょっと先の話なんだけど・・・ 後一歩踏み出してくんないとな・・・
キャスト6人のうち4人が目の前で死んでしまうという残酷な話だ。 芝居は良かったけど、希望が見えない。 見終わった後、とても切なくなる、そんな芝居だった。
物語の3種の神器を、お客さんへの武器として登場させた場合、ちゃんと描ききらないといけないのね、と改めて思ったのだった。
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