悩みに悩んだ挙げ句、やっとのことで配役を決定した。 オーディションを行なった結果を受けて配役を考えていったのだが、これがまた(演出のオイラの中で)大激戦だった。 上手い下手のレベルではなく、しっかりとその人の人となりや観てくれ声質等を検討していった結果だ。 時々モチベーションの維持のために劇団員の感情に配慮した形で配役を考えていくこともあったが(それをしなければいけない時もある)、今回は全く考えていない。
配役を何通りか紙の上に並べて、ある一つの配役表が勝手に動き出すまでじーっと考える。 これは理屈では説明が出来ないところがなんだけど、結局のところ自分の中で腑に落ちた配役だと言うことで理解してもらいたいと思うし、それを採用とした。
最終的にはそれでも不安な部分があったので、稽古の時にもう一回読んでもらって、若干の修正を加えた。 今改めて眺めてみても、これならいけると思える配役になった。
オーディションの希望が叶った役者はほんのわずかだけど、オーディションの結果だけがそうさせたわけではない。 やはり全体のバランスを考えるので、役者をある位置においた時の他の人達がハマっていけるかどうかを考えるのだ。 オーディションを受けた役者達は役がとれたとれないと一喜一憂しているかも知れないが、本当の勝負はこれからである。 演出のオイラがよほど間違ってない限りキャスティングミスはないとおもうが、役者も時が立てば考え方や体力や様々なものが変化していく。 また、サボったり反対にやり過ぎたりと、いろんなことが起こって来る。 そこをどうやって汲み取っていいものにしていくか、それが重要だ。 そして演出のオイラも然りだ。
あ! 気がついたら配役にオイラの名前がない・・・・周りに次は、さんざんやるやると宣言していたが、また役者はお預けだなあ(泣)
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