兼松孝行の日々つれづれ

2002年04月24日(水) 「日本に帰れなかった男達」出版記念パーティー

今だプラン手つかず。
そんなオイラの事情とは裏腹に、予定は無情にやってくる。

「日本に帰れなかった男達」という絵本が出版されたので、出版記念パーティーに赴いた。
この「日本に帰れなかった男」というのは、愛知県南知多郡美浜町出身の山本音吉という男のことである。
昔々の江戸時代、音吉の乗った舟が嵐に遭い、そのまま1ヶ月以上も漂流して流れ着いたのがアメリカ大陸。
幸か不幸か日本人で初めて太平洋を横断したのである。
その後、開国を迫るペリーと友に日本に戻ってきたけど「黒船の襲来だ!」と騒ぎ立てた当時の幕府のおかげで攻撃に遭いやむなく本土上陸を断念したり、聖書の日本語訳を担当したり、いろんなことをして過ごしたそうな。
晩年はシンガポールで過ごし、その人生を終えた人だそうな。

で、なぜ出版記念パーティーかというと、この物語は数年前「にっぽん音吉物語」という芝居として、オイラが尊敬する演出家、松本喜臣氏率いる劇団シアターウイークエンドが上演したのだった。
松本氏とはもともと8年前扶桑文化会館のこけら落としの一環として、住民参加芝居をやっていらいのおつき合いである。
人前結婚式の仲介人もやってもらった。
そういうおつき合いの方なのだった。
ある日、劇団の事務所にスライダックを借りに行ったとき・・・
「兼松君、これがスライダックだ。使ってやってくれ。あ、そういえば今度本の出版記念パーティーがあるんだ。よかったら来てくれ。」
と、招待状のコピーを渡された。
人生の恩人のところにものを借りに来た手前、まさか断ることも出来ず
「わ、わかりました。おじゃまさせていただきます。」
そして、パーティー会場に行くことになった。

いや、もちろん行くのが決していやだったわけではなく、あまりにも素敵なタイミングでお話がやってきたので、この辺の話をさらりと行うあたりが、さすが勝負師、と言った感じだ。

パーティーはなかなかこれがすごい人。
立食パーティーなんだけど、誰がどこにいるのか全然分からない状態。
それに、名古屋のいろんな関係の重鎮みたいな人達ばかりで、松本氏の顔の広さに改めて驚くばかりである。
いろんなアトラクションが盛り込まれていて、「にっぽん音吉物語」の再現シーンも組み込まれていた。
パーティーが終わった後、名古屋に来ると「いつもの居酒屋」と呼んでいる店に行きウイークエンドの人達やその他大勢と飲んだのだった。

結局今日も帰りが遅いのだった。

果たして芝居のプランはいつ出きることか・・・・


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