| 2002年01月23日(水) |
デジタルリマスタリング |
最近デジタルリマスタリングしたCDを何枚かかった。 オイラが昔からこよなく愛している「オフコース」と「チューリップ」のCD。
音が良くなることで何かいいことがあるんじゃないかと思って買ってみた。 しかし、である。 この2枚はそのデジタルリマスタリングの明暗がはっきりと出た。 「オフコース」の方はもともとごっついバンドサウンドを基調に音づくりをしていたので、いろんなところがはっきりと聞こえれば聞こえるほど、その作品をじわじわと味わうことが出来るし、またさらなる発見や感動があってよかった。 しかし「チューリップ」はもともと全体のほんわかした雰囲気に、当時の録音技術の限界が幸いして、結果骨太サウンドになっている感じである。 ところが、デジタルリマスタリングして音がはっきりと聞こえるようになってしまった分、聞こえなくてもいい音「特に余分なリバーブの残響」が見事に再現されてしまい、当時あの曲を聴いて感じた感動の部分が見事に破壊されてしまったという感じ。 もちろんお互いいわゆるベスト版を聞いたので、お互いの絶好調の時期がずれていて、そのずれた時代からお互い主に選曲されているので、これだけで「オフコース」がよくて「チューリップ」がよくないという事にはならないのだけど、基本的にはシンセサイザー等のデジタル楽器がにわかに多用され始めた頃のものをデジタルリマスタリングしたものを聞くのは新たな感動を呼ぶのだけど、それ以前のものについては、あまりおすすめ出来ないなあと思う今日この頃。
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