兼松孝行の日々つれづれ

2001年12月29日(土) Poruno Grafftti 4th livecircuit 2001-2002 「Cupid(is painted blind)」

個人的にひいきにしているバンド、ポルノグラフティーのライブに名古屋市総合体育館レインボーホールにいって来た。

久々のレインボーホール。
久々のスタンド席。
そして初めてロイヤルボックス席。
さすがに皇族の皆様やVIPが座る席だけあって、幅が断然広いしソファー見たいな椅子で座り心地抜群。
見晴しもたまらん良くって、御陰でズーッと座って見てた。
そのせいか知らんけどボーカルのアキヒトはオイラの方を見て「たて!たて!」とアピールしまくり。
彼に申し訳ないと思いつつ、とにかくいろんなことを考えて楽しみながら見ていた。

前回のツアーの時に演奏自体はたまらん良かったのに、その他の進行の仕方とかセットとかがとにかく惜しくって、アンケートに思いっきりダメだしして帰って来たのだけど、それが今回のツアーでは見事に改善されていた。
相変わらずボーカルのアキヒトはステージをのっしのっしと熊のように歩き回っていて、そして熱い唄を聴かせてくれる。
ベースのタマはずいぶん演奏が上手くなったし可愛い感じのキャラクターがまたいい。
そしてギターのハルイチはとにかくかっこいい。
バンドのグルーブも前回に比べても格段に良くなっていた。

ライブが始まって暫くは名古屋のお客さんの性質かも知れないのだけど、お互い腹のさぐり合い見たいな感じでどうもコミュニケーションがチグハグだった。
でも中盤からやっとお互いの呼吸が合って来てなかなかいい感じの雰囲気になって来た。
同時に音楽は曲ごとに仕切り直しができるから、芝居みたいに始めお客さんが何を見ていいか行方不明になったらおしまいという状況とは違うから、うらやましいなあと思ってみていた。

このバンドの魅力はなんといってもハングリーなところ。
因島から出て来た素朴な青年が一生懸命いきがりながら音楽をしている姿がとても印象的だった。

ちなみに「アゲハ蝶」のコーラスは前回のライブの時一緒にいたお客さんの声を録音したものである。
自分の声がCDになって密かな喜びである。

また見に行きたいアーティストの一人である。


 < 過去  INDEX  未来 >


兼松孝行 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加