| 2009年12月03日(木) |
『彩雲国物語 −暗き黄昏の宮−』読了 |
率直な感想。
鳳麟って悪い子なの? それとも良い子なの? どっちなのさ!!
いよいよ最終章に突入したわけですが、次から次へと謎が謎を呼び、ラストに向けて 少しずつ伏線を回収していくどころか、ますます物語が混迷していったような。 特に腹黒宰相さんと冷血長官の立ち位置がよく分かりません。
笛吹き童子葵長官は、これ以上は無いと言うツンデレぶりをごく稀に発揮してくれるので いざとなったら秀麗を助けてくれるのではと思うんですよ。 黒幕側の人間だけど、凡人には計り知れない複雑な方なので、想像もつかない事を やらかしそうな気がするんだけど果たしてどうなんだろう。
それに引きかえ一癖も二癖もある宰相はね。 何があっても初志貫徹!のように見えるんだけど、まさかのどんでん返しがあるのだろうか? 前巻で明かされた素性と過去を考えると、てっきり赤いお家の次男にフラれた腹いせに 国を巻き込んでの復讐劇を繰り広げるんだと思ってたけど、どうやらまだトンデモ展開が ありそうな感じで、何が彼の望みなのかさっぱり分かりません。 はた迷惑な復讐はさておき、赤いお家の次男とその一族に文句を言う権利はあるから、 出来れば被害は最小限に抑えて欲しいですね。 そうじゃないと奥さんがあまりにも可哀相なので。 王様と愉快な家臣(無職コンビ+ブラコン兄貴)はどうでも良いのかと問われると あの人たちは自業自得なので、自分たちでどうにかしろ!と(笑)
当初のほのぼのラブコメから遥かにかけ離れた重い内容になってきたけど、これって ハッピーエンドになるんだろうか? 巻を重ねるごとに整合性が破綻していて、拡げた風呂敷を畳めるのか不安でいっぱいです。 王様には悪いけど秀麗にはこのまま官吏を続けてもらいたいな。 1巻のラストに書いてあったように。 武官が藍茈で文官が李紅ってやつ。 でも今の状態じゃ無理そうだよね(苦笑)
さて、2周めに突入しようか。
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