おおみち礼治のてくてく日記
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2015年08月28日(金) 老人というイメージ

高齢者でトラブル多発!IP電話に関する相談が増加しています | 国民生活センター
ttp://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20150827_1.html

テレビニュースでは、「契約内容をよく確認しましょう」といっていたが、高齢者は読んでもわからないのではないかという意見が聞かれた。これ、そうかもと思った人はおかしい。というか、ちょっとおかしな思い込みがある。

年齢をそれだけ重ねてきたのであれば、それだけたくさん学んできたのだから、若い人などより造詣が深く有智に決まっている。振り込め詐欺などもそうだが、若い人に騙されるなんて本来恥ずかしいことだ。

「老」という漢字には、「年を重ねる」という意味もあるが、「年をとって物事をよく知っている人」という意味もある。年をとって、十代のころと言っていることが同じではどうしようもない。常に、よく知り、物事の理解を深めていけば、「頼れる老人」になっているはずだ。

年寄りは無知で鈍いんだから、守ってあげないといけないなど、失礼千万。ネガティブに――老人とはそういうものと思い込んでいるのなら、自分もそこに向かって日々突進していることになる。おかしなイメージに乗せられていては人間がダメになるばかりである。


おおみち礼治 |MAIL

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