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おおみち礼治のてくてく日記 DiaryINDEX|past|will
透析中、見に来た先生の顔を見たら、前歯が一本欠けていた(笑)。
指摘するのもはばかれたので、その時は黙っていたんだけど、看護婦が必死に笑いをこらえているのが分かって面白かった。 噂によると、ゴルフのときにボールを自分でぶつけたらしい……(爆)。 医療保険の改革で、4月から透析中の食事(弁当)が、有料になるか、無くなるかするのだそうだ。 食事は医療――というか、病院の治療と直接関係ないから、まあいいんじゃないの、と思うが、同時に行われる改革で、透析の保険点数の削減と、透析時間による保険点数の差違撤廃というのがある。 これによって、透析の品質の悪化が懸念される、と病院に届いていた腎友会(透析の患者団体)のFAXにあった。ふと思ったんだが……こーゆーのって、一方的に政府が決めて押しつけるものなんだろーか? もし、こうしたいんだけどどうよ? なんて患者団体に話があったのだとしたら、いままで腎友会はなにをしていたんだ、ということになる。いきなり押しつけるのだとしたら、そんな大事なことを当事者に相談もなく勝手に決めるなよ、と思う。 官僚というか、お役人ですね。決められたシステム的にはキチンとした仕事をしていると信じているけれども、根本的な態度に不信があるんだな。他人の命より身内のお金、っていうか。いっぱいあるでしょ、薬害とかね。 このまま改革が実現されると、保険料の大幅アップ、病院での患者負担増、高齢者の患者負担増、高齢者の長期入院は保険から外され、入院の場合ほとんどのベットが有料になる……などいろいろあるが、考え方次第ということもある。安心して病気もできない、と愚痴る人がいたが……ちょっとまて。病気などしない方がいいに決まっているではないか。 では、どうすればいいのかというと、病院(というか医療システムの)のお世話にならなくていいように、ひとつしかない自分の体を自分の責任でますます大切にしていけばいいのだ。 そのように意識することは悪いことではないはずだ。 まあ、しかし、考えはそれでいいとして、医療に頼らざるを得ない人もいるから、理不尽な改革をされても困るんだけどね。個人的には、内と外の自分を一致させて、自分を大切に、坦々と生きていくのだという意識を強める現象でありました。
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