今日の雄叫び☆⌒ヾ( ̄〓 ̄ヾ)・HYPER
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2004年03月31日(水) 追いかけて来た過去



気持ちがやっと切り替えられそうになった頃に、いきなりイヤな相手からメールが届いた。
予測もしていなかった。
あたし的には、もうまったくつながりが消滅した相手だと思っていたのに。

小姑もどき

と言えばわかる人もいるだろう。
あたしにとっては、最大の裏切り者。
それでも、復讐なんかして更にドロ沼にはまっても、自分の中の傷が大きくなるだけだからと、放置してやることにしたのに。

どのツラ下げておめおめとあたしにメールして来たんだろう。

"悪いけど、しんごのメアドは教える気はないよ"
と、心の中で思った。
それが最終目的じゃないかと思ったし。
もうそれくらい、彼女はあたしの信用を失ってる。

なかなか何の用事か言いださない彼女。
しんごに彼女の行動が真実かどうかを確認しに行った時に話してる様子をかいま見て、ヨリが戻ったと勘違いしていたようだ。
いいえ、あなたが入れたちょっかいで出来た溝は、あの時のままですよ。

答えながら、だんだんとイライラしてきた。

「で?」

って何の用事なのかを最短文字で送ってやった。

彼女曰く、「しばらく話しかけんなと言われたから黙ってました」っていうことらしい。
へー。
言われたから四ヶ月も黙ってハチ公みたいに待ってたんか。
そりゃーすげぇや。

なんてね。
まともに受け取るはずもない。
どうせ親しい友達が減って、寂しくなって連絡して来たんだろう。
あたしなら邪険にはしないだろうとでも思ったか。
しばらく元のネトゲには姿を見せていないから、余計気になったんだろう。

そのうちに「過去の暴言について謝りたい」と言いだした。
もっと他に謝るべきことがあるんじゃないんだろうか…。
というか、未だにおめでたくも彼女は自分の所業がばれていないと思っているのだ。

しんごが自分からそんなことを告げ口みたいにするはずがない、と思っているのだろう。それはもう、しんごが自分からあたしに言うのは恥以外の何ものでもないだろうから、
まぁ、確かにしんごは自分からは言わなかったよ。
もう知ってるんだから吐いてしまえと、言いだしやすいようには誘導したけど。


あたしはその事実を、しんごが相談していた友達から聞いて、それでやっとこの女のやっていたことを知ったわけで。
だから、何を知っている、とははっきり言わず

「たとえ本人が言わなくても、他人の口から耳に入ることもあるよ」

と暗に仄めかしてやっただけで、身に覚えのあるだろう彼女は、あたしが知ってしまったことをすぐに理解したようだ。

それでも。
言い訳がましい言葉が届く。

「信じてくれないかもしれないけど、私は二人がうまくいって欲しいと思ってた」

なんて。

「どう思っていようが、どう行動したかがすべてだろ」

と返してやった。
どこに、うまくいって欲しいカップルに色仕掛けしまくる女がいるってんだ。弱ってるところにつけこんで口説く女がいるってんだ。寝言は寝てても言うなと常日ごろ言ってたはずだよ、あたし。

「もうつき合えない」

そう答えた。
あたしが他人にここまではっきり言うなんて、本当に珍しいことだ。
それだけ、彼女の裏切りは許せないものだった。
あたしの相談に乗るフリをして、いろんなことを聞き出した。
応援してるよ、がんばってね、と言いながら影で裏切りまくってた。
そこまでコケにされて、まだニコニコと付きあえるとでも思っているのか。

そこまで言って、やっと彼女は引っ込んでくれた。
なにやらうじうじ言葉を残していたけど、まともに詠むのはやめて携帯を閉じた。

もう二度と連絡なんて来ないと思いたい。



その夜、Iさんにこの一件について愚痴ったけれど、どうしてもしんごには話す気になれなかった。
このことは黙っていようと思う。
小姑嬢の携帯はボーダフォンに変わっていたし、しんごも携帯を変えてる。
お互いのメアドはもう知らないわけだから、しんごの所に連絡が行くこともないだろうと思う。

しんごにとっても、忘れてしまいたい相手だろうと思う。
気持ちを弄ばれたとも言っていたし、関わりたくないとも漏らしていた相手だ。


別にしんごのために黙っているわけではない。
単に、彼女の存在を忘れてしまいたいだけだ。
話題にするのもイヤ。

癒えかけていた心の中の傷を、またむしり返されて、とっても不快だった。



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ひつじ2号 [ひつじBBS]