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2005年04月15日(金) 俺は蛇だぞ食っちゃうぞ

昨日の夜、「そうだ、市川行っちゃえ」と思い立って、チケットを探した所
13列ど真ん中を譲ってもらえる事になり、行ってきました。
本当は金曜日だから仕事が忙しい日なので、定時上がりはきついしなーと見送っていた所と
品川2daysに横須賀と間が詰まっているため、別に行かなくても。という考えなんですけど
品川2日間がほんと楽しかったから、もう行っちまえ〜!と。
仕事も今週は繁忙期の3分の1だったし、チケットもなかなか良席だし。幸先明るい。

という訳で軽くレポ。
市川MCネタ中心でお届けします。本編の内容は自分の目で見てくれ。
チラっと曲名が出たとしても毎回やってる曲とかなので、そんなにお楽しみ度は減らないはず。
まぁ、自己責任でよろしく。



今日はチケット譲ってもらえる事になって、1枚だからもしかしたら譲ってくれる人と隣に
なるのかなーと思っていたら、その方はもう少々前のチケを持ってるとのこと。
ホール内に入り、自分の席を探す。お、結構見やすそうだぞ〜
両隣が既に着席してたのだが、左隣りが老夫婦、右隣は、多分踊ったりはしねぇな〜って感じの
お姉さん。お姉さんっていうか、OLさん、いや、なんかしら役職持ってんなって感じ。ひとり。

うわぁ、この状況。ドウナノヨと一瞬不安になる。
なんで、ホールに来ると老夫婦なんだろう。色んなレポとか読んでもやはりホールのライブだと
高確率で老夫婦が登場する。まさか自分の身にもおこるとは!
ほんと、あの〜、オーケストラつっても、アレですから。もうわっしょいわっしょいですけど…と
びっくりしないか心配なんです。
でも、ライブが始まり登場した瞬間、ステージの誰かを追うようにをじーっと凝視してたり、
お父さんの方はオペラグラスでちょっと見てたりして
もしかして、誰かの両親か!?としばらく思ってました。でも色んな人を均等に見てたので違いますな。
お母さんはNARGOさんがお気に入りのご様子。NARGOソロになると身を乗り出して見てたり
後はGAMOさんの動きがツボだったらしく、結構楽しんでました。
お父さんも揺れたり、手拍子したりと、自分なりに楽しんでいたし、
お母さんはささやかながらスカダンスにも挑戦してました。素敵な光景。
右隣のお姉さんは予想どおりずっと座って見てたけど、まぁそれもアリかと。

序盤の谷中さんMCでは
市川、思ったよりも反応がいいって驚いてました。
隣の人とぶつかっちゃったりしても、あんまり気にしないで楽しんでくれよー!と。

欣ちゃんMC
にこ〜っと笑って
「春だねぇ…!」
この会場に車で来る途中に欣ちゃんは大いに春を感じたそうです。
隣で信号待ちで止まってる車の中の人も上着を脱いで、窓を少し開いて…
横顔がちょっとカッコつけてたね。
「春はカッコつけたくなるんだよ!」
そんなような話。

しかし、この席は本当に見通しが良くて、何の枠で取ったチケットだろう?かなり良かった。
しかも前の列の同じ番号の席が結局来てなかったので余計に
後は、結構年輩の方も周りを見ると居たりしてたので、やはり不思議に思ってた後ろの人が
「ここらって、友の会とかの枠の席なんじゃないのー?」と言ってました。そうかも。
大抵、ど真ん中席って冷牟田さんと欣ちゃんがかぶったりするんだけど、そんな事無くて
10人全員くまなく見えました。
いつもは誰かがずっと見えない位置にいる。とかなんですけど、今日はほんとみんなを見たよ。
だから、ステージでこう動いてるんだな、とかわかって新たな発見もアリ。

コブラで終始加藤を目で追ってみたのですが、やっぱり面白いわー
右側に来た時が実は見所なんだね。クネクネしながら後ろにのけぞって自分の腕を
目の上にかぶせてクラっとするポーズを取ってました。
「俺かっこよすぎて、自分でクラっとしちゃうのポーズ」と受け取ってもよろしいのでしょうか。
品川でも思ったんだけど、この時センターで煽りまくりの加藤は舌をベロベロ出してて、
あ、まさかそれがコブラって事ですか?!俺コブラですか?
絶対この曲にもストーリーあるな。あぁ、聞かせてほしい。脳内のとんでもないストーリーを!
会場で貰ったフライヤーに砂の丘のコメントに「砂漠に佇む一人の戦士の物語」という一文もあり
こちらの話もぜひ聞いてみたい。多分、俺主人公。

さて、時間は飛んでアンコール。
市川のお客さん、手拍子と同時に足踏みもして、床をドンドンと響かせてました。
アンコールでは沖さんと欣ちゃんが先に出て来たんだけど
欣ちゃんも足をドンドコさせながらドラムセットに向かって行きました。
そして、谷中さんがセンターに立ちアンコール呼んでくれてありがとうー系のご挨拶。
やっぱり床ドンドンはなかなか面白かったらしく、喜びの言葉。
お客さん、調子に乗って更にやると、
「いや、あんまりやると会館の人が心配するから…」
たまに、真人間になる谷中さんの一言って結構面白い。
ライジングに出たときも、あの会場はなんか埋め立て地との事で
そういう所で何万人の人がジャンプしたりしてると、地盤が揺れるらしく
照明とかの塔がグラグラ揺れて上に居たスタッフに「殺す気か〜!」と言われたそうな。
大勢の人間の力って本当にすごいよな、多分みんなでこの会館壊せるだろう。って
壊すなって言ったり壊せるって言ったりもう、ホント(笑)

今日は会場が愛に包まれてて、なんかすごく幸せだった、と谷中さん。
そしたら、客席の男の人から「俺も愛してるー!」と。すると
「俺の方が愛してるんだよー!」と負けずに言い返してた(笑)

雨降りを表す言葉って色々な言葉があるけど、快晴とかってそんなに表現が無くて
まぁ、あったとしても「ピーカン」とか、「いい天気だなぁっ!」とか(←それって表現じゃないけど)
それと同じで、幸せだったり、楽しい事ほど単純にしか表現できないから
幸せな時こそ単純にそれを表に出せばいい、と言っていました。
幸せかどうかっていうのは自分がそう思ったら幸せなんだというような事を。
谷中さんの今まで聞いたMCの中で一番好きかも。いい事言ったよ。

後はヨーロッパの音楽誌に海外版アルバムの評がされていて、三ツ星だった。
でも、日本人は丁寧にやりすぎる所を彼らはラフにやっていてと書かれていて…と笑いを誘う。
三ツ星ついた時は本当に嬉しくて、思わず小躍りしました。とちょっと小躍りしてみせる(笑)

「では、メンバー全員の名前を覚えて帰って下さいー!」
ギター!加藤隆志〜!
はいっ!順番は通常どおり。加藤の時代は一瞬だったね(笑)
そして、今日は「大森さんひとこと」と、はじめちゃん。
カッコイイモードを一瞬にして作り上げマイクを掴み…
恐らく谷中さんの言った事をマネして言ってた。
でも、普通にかっこいいんだな。まいったこりゃ。
春に限らず年中カッコつけたい人ですね。
また来てくれ!とエコー!エコー!エコー!それが軽くリズムめいてて
客席それに合わせ手拍子しちゃう。
あーあーあー、それは違うーそれはダメ〜と言わんばかりに手でバツ作って締めてました(笑)

そんなはじめちゃんのMCに「次やる人が喋りにくいよね」と谷中さん。

お次のマイク回って来たのは川上さん。
「ほんと喋りにくい…、ちょっと客電つけて下さい。」
明るくなる客席。
「えーと、この中で千葉県民じゃ無い人ー」
おいおい、いきなり調査ですか(笑)でも会場の半分くらい手が挙がる。
後ろではじめちゃんも手を挙げてます。いーから、いーから、もう。
「あー、そう。じゃ、千葉県民の人ー」
やはり半分ほど手が挙がる。
「まぁ、千葉って言っても殆ど東京みたいなもんだからね。でもここはすごく音がいいよ。
まぁ、次も来るかどうかはわかんないけど。」
客席から「えー」
「だって、今まで行った事無いところにも行こうとするからさー」
客席から「こんどは船橋にも来てー」
「あー船橋、行くよ、じゃー次は船橋に行くよ」
あー、もうこの人ホント適当でいいよねー
ていうか、恵まれてるじゃないか千葉県民はさ、NKホールだってなにげに千葉県じゃん。
今年千葉で3回もライブやってんじゃないか。幕張のカウントダウンだっって千葉じゃんか。
私が言いたいのはね、なぜ埼玉に来ない!ねぇ!

しっかし、川上さんが喋ってる時、加藤もなぜか自分のマイクスタンドの前に来て
ツッコミを入れてました。いまいちマイクには入らないんだけど。
やっぱ、あの人喋るのが病み付きになってるんじゃないすかねぇ。
本当は回してほしくてしょうがなかったんじゃ…ネタも用意してきてたんじゃ…!
ギター侍の練習とかもしてたりしてね。(ちょっと見てみたい、そんな安易な加藤を)

続いて、ナーゴさん。マイクを渡されると、とりあえずウロつくよね。
今日のこの会場の音響がやっぱりいいらしく、褒めてました。
みんなカッコよく踊ってくれてすごく嬉しい。と
ほんと、ナーゴさんは存在自体が幸せのカタマリのようだ。

続いて北原さん。
高音で「イヤイヤイヤ〜!」と喋り出し(笑)
やはり本日のキーワード。谷中さんの言った幸せについて述べた後、
「幸せは〜歩いてこない、だから歩いて行くんだよ」とありがたーいお言葉(笑)
これが冷牟田さんにウケたようで、口元が笑ってました。

そっから、ミスターGAMO!
「俺、花粉症なんだよ…」
でもステージに上がると全然大丈夫なんだけど終わるとまたくしゃみとかが出るらしい。
例年、医者に行く程つらい花粉症持ちなんだけど、今年は行かずに済んだとの事。
最後、谷中さんを紹介して、ウィーアー東京スカパラダイスオーケストラ!と
ちゃんと言い切り最後の曲へ。

いや、一人だけどホールでも充分楽しめた。
踊りまくったもんなぁ。
ライブハウスでなく、ホールでも何ら変わりなく楽しめるのなら。
またぷらっとどこかに行くかも。

あと、一人で見に行くと、普段は通り抜けてしまう他のお客さんの声がよく聞こえて
終演後ロビーを抜けるまでの間に
今日はすごい楽しかったーという内容の話がたくさん耳に入って来て嬉しかった。
特に、印象に残ったのは年末に幕張で見て楽しかったからワンマンに初めて来てみたと言っていた人の声。
興奮気味に「6月に渋谷公会堂あるんだってーチケット取らなきゃじゃんー!」と言っていた
これからか!相当がんばれ。

明日は三人で横須賀。多分横須賀とスカを掛けたMCが聞かれると思いまーす。


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