HIT AND RUN
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2004年11月20日(土) あぁ紙コップ

タモリ倶楽部のエアギター大会を見た後、しばらくスカパーを回して
また地上波に戻したら今度はしりとり王(正確には次代のしりとり王候補なんだけど)やってて
危うく見入るとこだった。TVはつけたまんまで寝たけど。

翌朝、無事起床。集合の品川駅まで。みんな合流して
ホームで新幹線を待っていたら向こうから北原さんが歩いてきた。
固まりましたよ。ハイ…
あすかとまさみんの方にくるりと体を回し
小声で「き・・・北サンだ!」と言うことしかできなかった。
あわわ、あわわ…

一人だったので、きっとみんなバラバラに岡山入りなのかなーと思いつつ
新幹線に乗り31日どうしましょう会議とかはじめて
約3時間ちょいで岡山着。
新幹線を降りたらなんと…いるわいるわの大所帯が(笑)
結局8人いた。みんな黒を基調とした私服でガラガラ転がして一団で
改札抜けてった。。。
もうなんか胃がキュっと締まる思いです。
声なんか掛けられません。
あんまりじろじろ見たら悪いなって思いもあって直視できませんでした。
岡山駅にあった岡本太郎作の壁画というかタイル画のようなものを
NARGOさんがまじまじと見ていた、と二人が証言してましたが
もう、ほんと何も見れなかった。もったいなかった思い出しても胃が縮む思いです。

放心状態でフラフラと歩いていたら突然うさちゃんに声をかけられる
うさちゃんもその黒い軍団に遭遇してたので興奮状態で再会を果たす(笑)
もう、今回の遠征はやはりタダモノでは無い予感

その後、うさちゃんの車で倉敷まで出て観光。
いきなりフラフラとお土産屋さんに入ってきびだんごを試食しまくる。
でもまだお土産を買う時間じゃないよねと、食い逃げ。
倉敷の美観地区は白い壁の蔵造りの建物が立ち並び、水路が流れ
そこには鯉や白鳥が優雅に泳ぐきれいな街でした。
でも、近くにはアイビースクウェアをはじめ、蔦の絡まる洋館ありで
どっちやねん!的な雰囲気でしたが。
うどん屋さんでお昼を食べて、岡山市内に戻り岡山城を見に行くつもりが
迷子になってぐるぐる。まあ遠目で見れたし時間も迫ってるので
オルガホールへ向かう。オルガには立体駐車場があるのでそこに止めようと
入るも…しまった、着替えて無いじゃん(笑)というわけで一時退散
コンビニのトイレをお借りしてTシャツに着替え車の中で少々待機。
開場時間の少し前にまたオルガの駐車場に行き、そっからは一同Tシャツとタオルという
11月の終りとは思えぬ格好で外で待機。
周りの並んでいる人々は上着やら荷物は持ったままなので
私たちは何か間違ってるのかな…と少し不安になる。
しかし寒い。
整理番号順に並ばせ始めるけど、まだ2〜300番台の時にその辺をウロウロしてたら
係員のお兄さんに「何番ですか?」と訊かれ「700番台です」と答えたら
「あ…」と言葉を失っていた。まだまだですものね。ほんと最後のほうですものね。
自虐気味でかなり後ろの方へゆく。
700番台の列にはもちろんこんな軽装者はいない。
寒いよう、寒いよう。。。。

なんかの話からエアギターの話になって、それのノリでスカパラ全員やったら
面白いよなぁ!って話題へ。
加藤をやる人はプレイだけじゃなく顔までマネしなきゃならない。とか
また勝手に馬鹿な話を広げていくうちに冷牟田さんをやる人は
楽器だけでなく空気イスでやらなきゃならない。とかになってしまい
しまいには「エア牟田さん」というキャラクターがその場で誕生し、大爆笑。

寒さをバカトークで紛らわしてるうちに入場開始。
オルガホールはロッカーが無い代わりに有料クロークということで混雑しているロビー。
既にTシャツ・タオルな私たちはスルーしてホール内へ。
オルガホール、中は段差も、中間の仕切りバーも無いのっぺりとしたフロア。
普段は会議とか、講演会とかに使いそうなノリの場所だった。
空調も弱そう…不安。
そして何よりも、やはりクローク制だったからなのか、長そでの厚着だったり
荷物を持ったままの人が普通に前にいる!
なんだろう…みんなこのままの位置で余裕で見る気かな…と心配になる。
だって、前に居た人なんか膝上のタイトスカートにロングブーツですからね…

しかし始まってしまえば前にぎゅう〜っとなる。
その時点で一桁列台くらいまで行けたんだけど、まだ厚着や荷物がいる。
しかしライブが進むにつれて前方はTシャツ組のみ生き残る結果に。
なんせ、空調が追いつかず、係員が脇のドアを開けて空気の入れ替えをしてたし。
「もうダメ〜」と後ろへリタイヤする人も結構いた。
やっぱりその様子と、自分らもそうとう暑いからかメンバーもMCの時に
そうとう暑いけど大丈夫?とか周りに辛そうな人が居たら助けてあげてと気にしていた。

ライブは新曲をわりとやった形になったんだけど、これがまたいい!
新曲多めで大丈夫かなー楽しめるかなーと思ってた私バカバカバカ!
新曲でかなり気に入ってしまった曲があってアルバムなり新作が楽しみになった。
もう加藤がね、加藤が…えへへ。
あとはネタバレになってしまうので書けないんですが、本当に楽しかった。
最終的には最高で加藤&NARGOさん前の3列目くらいの位置に居れたし
(お前は整理番号何番だ??)
北原さんもすごいステキだった!
なんか、駅で突然現れた時は声を掛けることさえできないのに
ライブになればお互いをぶつけ合うことができるんですよ。
周りのお客さんにしても、並んでる時は全然知らない人なのに
同じポイントで手を振り上げたり、ライブが佳境に入り体力もかなり辛かったりすると
妙な連帯感が生まれてくるのです。
あぁもうこれなのよ、これが欲しくて遠路はるばる来たっちゅうのよ

メンバー紹介では紹介された後、加藤自らマイクを取り
鳥取出身だから岡山は隣なので、今日は故郷でライブをする気持ちで来たと話す。
谷中さんから今日はお兄さんが会場に見に来てるって言われて
手を上げるお兄さん(見えなかった)に手を振る加藤
岡山最高だった!第2の故郷です!来年は2daysで来ます!と宣言し
谷中さんに「勝手に決めるな〜!」と言われる
今日は加藤が全体的にすごく楽しそうにやっててこっちも終始ハッピーだった。


本編が終わってアンコールでメンバーが登場した時
メンバーの数人も水のペットボトルをフロアに投げ入れる。
ほんとみんな暑くて辛いんだもの。ありがたい。
加藤の手には紙コップが二つ。
その1つを私の斜め前の最前列にいた男の人に手渡す。
その男の人は紙コップを高く上げその水をまいてくれた!
紙コップを差し出す加藤にキュンキュン。
水を撒いてくれたお兄さんもグッジョブ!
曲が始まる前に加藤に「(お水)ありがと〜〜」って言ったら
軽くウンウン頷いてくれた。もうメロリンで撃沈
もうあなたは最高にすてきです。
加藤チーマーは今日も虜だぜい。
しかし、はじめちゃんはボトル2,3本投げ入れてたのに対し
何故加藤は紙コップで??自分の分も紙コップだし。
だけど、それが余計「紙コップ」を印象付けさせてしまい
紙コップを思い出すだけで加藤チーマーは幸せになり
打楽器チーマー(まさみん&うさちゃん)は「加藤かっこいい。加藤やばい」と
聞かされる羽目になるのであった。

あっという間にライブも終り会場にさらば友よが流れて踊りながらはしゃぐ。
そしてびしょ濡れのTシャツで外へ。放心状態で外へ出て水分を急速に補給してるうちに
冷えるTシャツ。寒い!寒い!と慌てて車を出して
早速腹ごしらえに向かう一同であった。
つづく。


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