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2003年11月07日(金) 星になれたら

ちゃっかりGCに行くんですけど
予想はしてたとは言え、ミスチルの桜井さんの出演はとても楽しみです。
GCのページの桜井さんのコメントで
http://www.faith-group.co.jp/YohitoTeraoka/golden_circle.shtml
「星になれたら」を二人で歌いたいと書いてありました。

私の「星になれたら」との出会いは中学3年生のころ。
ミスチルはもちろんその時既にトップアーティストだったのですが
その頃はまだ過去のアルバムを遡って聞いてみようとかではなく、
私の場合無難に「CROSS ROAD」で知ったクチなのでそれ以降の曲しか知りませんでした

当時、競馬ファンだった(しかもなりたての、かなりアツい時期)私は
ある時ラジオに後藤浩輝(騎手)がゲストで出るらしいとの情報を得て
その番組をカセットテープ(時代を感じるね)に録音。

後藤騎手は当時22歳でアメリカへ単身武者修行へ。
レースに出る馬を回してもらう保証もないまま、とにかく何かを掴むために。
案の定、暫くは騎乗馬にも恵まれず、騙されてお金を取られたり
散々遠回りをしたけれど徐々にレースにも出れるようになりアメリカで7勝をあげ
半年後、帰国。
そんなアメリカでの体験をラジオで話していて最後に
好きな曲をかけてもいいという事で後藤騎手のその時のリクエストが
「星になれたら」

この歌詞を自分に重ね合わせて、アメリカに旅立ったという。
「もうキャンセルもできない」という部分が印象的だったと話していた。
この歌の歌詞にはもっと希望的な歌詞があるのに、敢えてその部分が印象的だと
挙げるのって、すごくリアルだと思う。

誰に強要される訳でもなく、自分で勝手に行くんだから取り止めようと思えば止められる。
しかし、「後戻りできない」と自らに与えた決意とプレッシャー。

初めて聞いた「星になれたら」を私はテープで何度も繰り返し聞いた。
それが私の「星になれたら」との出会いだった。


多くの人がこの歌に夢を重ね、励まされてきたんだろう。
そして、夢を手にしてそれぞれの輝きを放っている人もいるだろう。

この歌の持つパワーを生で感じられると思うと本当に楽しみ。


みお |MAILHomePage

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