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■ 5年目に寄せて
昨日の事のように思い出す、と言いますが5年経っても本当にあの瞬間と言うのは鮮明に思い出すことが出来ます。
幸い自分の住んでいるところは揺れの割に被害もとても少なく、自身の被害も本棚倒れて薄い本が散乱したくらいでしたが、それでもストレスと言うものは溜まっていましたね。
紙と鉛筆さえあれば自分の楽しみは発散できると思っていましたが、自分が楽しくない時に自分だけの楽しみのために何かを楽しく描くなんてことは出来ませんでした。
笑顔のイラストも見たくなかったし笑顔もしばらく描けなかったし。
2011年の3月11日の朝まで疑う事すらしなかった、何にもなかったままの続きの世界はもうどこにもないんだな、とこの時期はしみじみいたします。
あと原発の関連はお金なんていらないから全部もとに戻してほしい…というのが大多数の人が考えてる事かなーとも思います。
毎年同じことを考えるんだろうな。
そういう風にして忘れずに生きたいですね
2016年03月11日(金)
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