用事があって実家へ行く 久しぶりに弟の顔を見たし、実家の雰囲気も肌で感じた よくない雰囲気 この頃冴えている私が毒気にあたりそうな空気を察知した 食事調整中の事を知っているにも関わらず母親は食事を用意していた ありがたいが、メニューの決まっている私にイレギュラーな食事を強いる事は、その後日の予測不能な体調不良を請け負えと強いる事と同じ 御白湯だけ飲んで失敬してきた
弟はせっかく用意してくれているのとでも言いたげな空気もまとっていたが、そこは素知らぬ顔をした 居心地が悪かった 手入れのされていない靴が無数に並ぶ玄関 ついたり消えたりする接触不良の裸の電球に、騒音でしかないテレビの音 片付いていないリビング 必要のないほど大きなサイズのテーブルは半分以上が不要な紙類で覆われ 肝心の食事を載せた器は置く場所を探す程 テーブルを囲む椅子は折り畳み式の落ち着かない椅子で、上手に座らないとどこかに油汚れがついていそうで薄い色の私の上着につくんじゃないかと不快だった 私の自宅も設備は古いし、決して美しく整えられてはいないがここまでの状態でもない 古いマンションで、2DKを1LDKにぶち抜いてあるので、変な動線の悪さはある おかげで、空調がわるくて年中寒かったり暑かったりする 次の家は快適な所をしっかり選ぶつもりだ それも、私を取りかこむ環境で、コスパに多大な影響を与えるからだ お金は大事 だからこそ、自分を最高に良い状態にしておくためのものには投資すべきだ 家賃や常日頃の固定費を安くあげる為に病気になったり、無駄な動線で疲弊していては本来の意味での安上がりだとは言えないだろう 体力低下していた為、収入に不安があった そういう状態でも安心して住んでいられる固定費が安い住まいを確保する そういう意味では良い物件だった でも、これから私が歩もうとしている道はそうではない だから、たとえ家族であったとしても、私の人生の搾取は許さない
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