職場の介護職員がはまっているというドラマを見るようになった なかなか面白い 以前書いたが、主婦の労働力の対価についても描かれていた、 直近回ではやりがい搾取という言葉まで出てきた この搾取については、親子だから長男だから家族だからという搾取も存在するだろうな 搾取という表現になるのは、主語が自分ではないからだ 自分がしたいからという意志の欠落 自由意志の剥奪 強制 奴隷 そんな感じだ
そういえば、看護師になってから肌で感じた 看護師は搾取が当たり前である もはや、搾取される事こそ看護師と言えるほど 扱っている者が命という代替えのきかないものであるがゆえに その搾取されっぷりは見事である そう考えれば見合った対価など全く支払われていない
施設での暴力だけはどうにかならんかといつも思う 病気なのは仕方ない でも、利用者は家に帰りたいのだ それなのに、施設に閉じ込められている 出たいのは当たり前 見張り役とも思える施設の職員は、どう対応したって限界がある時もある 自分が利用者の立場ならどうか 叫ぶ 暴れる 抵抗する 逃げ出す 帰りたいという気持ちが強ければ強い程 なんとかしようとするだろう 結果暴力となるのも至極当然 自宅での一人暮らしが危険と判断するのは家族や保護責任者、後見人、もしくはなんらかの被害をこうむった近隣住民だったりする 仕事の関係で一緒に暮らすのは無理だとか 昼間勤務しているので夜間の徘徊で眠れなくて同居者が体調を壊したりする事もある その先の施設入所だったりもして なんだか救われない現実もある どこで、折り合いをつけるかなんだろう しかし、いくら病気でも他人に暴力をふるってもなんら問われないというのはやはり解せん かくいう私も帰宅願望が強い体も力も大きい利用者にみぞおちよろしく殴られた事もある そばにその利用者の担当ケアマネージャーの男性職員がいたが、そしらぬふり それが現実だった 私はむせこんで少し嘔吐したが、誰も助けてはくれなかった この状況で、殴られた職員に怒るな、病気なんだから諦めろと施設は平気で言ってしまうのだ かと言って、転倒骨折歴のある利用者の傍についていなければ、バランスを崩して倒れた時に簡単に骨折してしまう やられ損というのはまさにこの事だ これもまた、搾取になるのではないだろうか そう思うと、黒い私が出てくる
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