ある日、なぜか寝付けずふとみた手紙 それは、1個人宛のラブレターだった どこかで見たような、懐かしさを感じる文章だった 熱量の違う、表現の違う けれどそれはまぎれもなく私に回顧心を呼び起こすものだった 宛先は私ではなかったし、盗み見してしまったという罪悪感もあったがなぜか心に焼き付いてしまった
20代のころ彼からもらった手紙と同じ だけど、彼からもらったもののほうが熱量があった 彼は、人間愛にあふれた人だった 無責任な事を軽々しく言ったりしない 必要な時にはたとえ自分が煮え湯を飲んでも悪者になれる そういう本当の誠実さを持った人だった
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