大阪で学生をしていた頃、実習中は睡眠時間を一分でも増やしたくて最寄り駅まで自転車を使っていた いつも預ける駐輪場 そこは家族でやっていた 実習が終われば会話相手のいなかった私は、毎日よもやま話をこの家族として帰宅の途についていた 私の境遇に同情したその家族は、私が晴れて資格を取得して旅立つ時に餞別と手紙をくれた それが私の学生生活を肯定するものだった それから、そのおじさんと文通している おそらく70を超えたそのおじさんは手短な文面だが、返事をくれる そして、文通は続く 初任給で気持ちだけ、ハーブティーを送ってみた 今住んでるところで見つけたものだ
ありがとう を普通に言える生活を私は今取り戻している
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