THOKOの日々

2008年03月18日(火) 子供

郵便局にいくと四歳くらいの子供が座って大きなそろばんのおもちゃで遊んでいる。周りを見ると同じ空気をまとう祖母らしき人が窓口にいた。子供はおとなしく声もたてずに一人で遊んでいた。20分ほどすると飽きたらしく子供は祖母に訴えた。しかし祖母からまだだと聞くとだだをこねる風でもなく、うろつくものの騒ぐことはなかった。私が今まで見たパターンだと祖母なり母親はいらついた口調で、子供に待つよう告げただろう。そして子供はその口調に嫌われたと感じ不安を覚える。不安をぬぐうために更にだだをこね親にアピールする。親はまだだと言ったのにと更に癇癪をおこす。とエスカレートし、親子ともども一つの用事に疲労困憊するのだ。しかし、そのような様子とは全く違った。子供なりに祖母が用事をしているとわかっていたのだ。特徴的だったのは、もうちょっと待ってと言った祖母の口調がいらつきなく、ただ説明するようだった点だ。感情は表出する人と表出される人では伝わる内容が違うのだ。子供は鋭敏に察知する。言語の意味ではなく、親の精神的状況を。環境からの刺激が少ない田舎町、親子のありかたも違い健やかな心が育まれるように感じた。


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