THOKOの日々

2007年08月09日(木)

血は争えない
とはよく言ったものだ

人事担当の人と話していて自分を知った
自分から、情熱と努力を取ったところで今は老いた34歳の自分がいるだけだという事を知った
ふと毛嫌いしてきた母親とそっくりであると知るのだった
大きな違いは、外に羽ばたく勇気があったかないか
外に付き合いがあるかないかだ

学者になりたかったという血筋のよろしい中途半端にプライドの高い世間知らずなお姫サマは、親としては私の希望にそぐわない人である
また、その点に関して本人はいたって平気なのである
3度の食事よりも読書を良しとする人であり、男性優位の社会に反抗的な意見を持ち、不本意な結婚をいまだ肯定できずにいる子供嫌いな人でもある
その点、叔母は対象的で私は従兄弟たちをいつもうらやましく思い、娘でもないのに必要以上にまとわりついて慕っている
ずっと、心配ない子でやってこれたのは叔母と祖母の応援のおかげだと信じていた

叔母にも娘ができ、変わらぬ笑顔を向けてくれるが残念ながら昔のようには慕えないようになってしまった

だから、老人性の認知を伴い、子供に帰っていく祖母を、受け入れるのは1年かかった
口を開けばひたすらにお姫サマをよろしく頼むと言う
子供の頃から唯一味方だと信じて疑わなかった
血族で唯一自分を愛してくれているとまっすぐに信じていた
それが違ったことを悟ってしまったのは自分には裏切りに見え不幸なことだ
幼い頃からしっかりしようと努力して頑張ってきた気性を見込んでいたに過ぎなかったのだ
情けないやら悔しいやらなんとも言いがたいけれど、
自分はやはり人の親になるには向かないと思い知った

お姫サマの親孝行が、子供不幸になっただけ
責任の先を転換しただけというのが悲しい真相である


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