「わたしはずっとあなたにかわいがられ、愛しまれていると信じていました だからこそ乗り越えられたことがたくさんたくさんありました けれどいまあなたは限られた記憶の中でしか生きなくなりました そしてわたしは知りました あなたがほんとうに大切に思っていたひとはわたしではなかったのだと そのことがわたしのこころを一瞬にして凍らせてしまいました あなたはそんなことなどまったく気付こうともしませんけれど わたしのこころはわたしからはなれて扉を完全に閉じてしまいました 信じるものや、愛された記憶をすべて否定されるのはつらいことですね 人格や存在までも消されたきもちです こんなわたしを抱いてこれからもいきていかなければならないんですね だったらどうして誤解するようなことをしたのでしょうか こどもは残酷だというけれど、大人だって残酷です わたしはこどもの頃からあなたにとってただのコマでしかなかったのですね 心がないています 悲鳴をあげています 血をながして叫んでいます けれどそれでもあなたはもう見向きもしないことでしょう わたしには」
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