何かしらの記念日というものは頭と体が覚えていて体調不良になったりと思わぬ事が起こるとは体感して気づいてはいた。 19年ぶりに激しくうちのめされ、理不尽さに悔し泣きをして過ごした夜明けだった。 ようやく寝たのは朝の10時。 起きたのは夕方4時だった。 それでも6時間は寝れた。 ため息まじりでタバコをくわえていると不在連絡表がひとつと玄関にでっかい胡蝶蘭が届いていた。 花は東京時の先輩からの激励と祝いのものだった。 メールでお礼を送るとあなたならできると信じていますと返信がきた。 瞼を閉じた。 打ちのめされている場合じゃなかった事を反省した。 もうひとつは彼からだった。 アルバムとお守りと手紙が入っていた。
己に勝つという言葉。 私の好きな言葉だ。 それを忘れかけていた事を思い出させてくれた。 親に感謝できる誕生日にする為締めくくりはケーキを食べて元気を出そうと思う。
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