腹をかかえて大笑いしている私を優しい目で見ていた そしてこの頃そのように笑わなくなった私を悲しそうな目で見ている その人は本当に腹の底から笑わせてくれるならば金ですむならばいくらでも積める気がするとつぶやくように口にしていたのが今ならなぜだかわかる気がする いくらでも積めるなんてそんなお金があるわけではない でもそれほどの価値をつけるのがなぜだろう うんそうかもねって思うようになってしまった 気を使って笑う方法を身につけてしまった 寂しいことのように感じる
とうとう私自身も随分な渇きにむしばまれているようだ
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