つれづれ日記。
つれづれ日記。

2007年05月03日(木) 裏EG その3

注意:この日記はnovelwoodより転載したものです。



<アベルト・ハザーについて その1>

おそらく一回では終わらないだろうということで。

極悪人。
エセ笑顔。
師匠。
子ども。
お兄ちゃん。
アル、およびハザー。



いろんな呼び名があります。対象者によって呼び名は使い分けられてるけど。
後半、ひいては昇よりもはるか後につくられたはずなのに、しっかりちゃっかり全作品(長編)出張ってます。おまけに差し上げものにも出てるし。


お兄ちゃんからしてみれば、弟というよりも子どものままかと。なにせ、拾った時がそうでしたからねえ。それだけ初対面の印象が強かったんだと思います。
本編でも触れてはいますが、彼の幼少時代は奴隷。しかも表では言えないような、本当に辛い時代をおくっていました。肉体的にも精神的にも。
耐え切れなくなって主を殺害。逃げ出したところをお兄ちゃんに拾われたわけです。海子に惹かれたのは同じ痛みがわかったから……かな。



アルと海ねーちゃんのごたごたがあった時も、リザは決して口をはさみませんでした。介入できないという制約があったのもだけど、彼は単におもしろがってたのかも。


自分が好きになった人には決して気持ちを伝えず、むしろいじめ抜くタイプ。ある意味小学生みたいですね。気を引きたくてちょかいを出すというか。なまじ頭の回転が速いだけに周りは抵抗できず。そのまま歳を重ねた感がひしひしと。

でも、好きになった人がひとたびピンチになると何がなんでも守り抜こうとする。

それは相手が恋人でもそれ以外でも同じことで。



……もしかして、これって俗に言うツンデレ?






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