つれづれ日記。
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2004年12月12日(日) 新撰組

Iさん
「あれ? この人達京都にいたんじゃなかった?」
椎名
「いたけど戻ってきた」
Iさん
「こんな時の心境ってどうなんだろうな」
椎名
「頼むから静かにしてて」
Iさん
「なあ――」
椎名
「黙ってて」
Iさん
「あれ? この人はどうなった――」
椎名
「うるさい」
Iさん
「あのさ――」
椎名
「黙れ」
Iさん
「…………」

「静かにしててって。ほら大人しくしとかんね」
Iさん
「…………」


今日のテレビを見ている時の様子です(注意:0.1割ほと脚色されてます)。


椎名です。みなさんいかがお過ごしでしょうか。皆さんはテレビを見るときは仲良く、もしくは大人しく見るようにしましょう。




「新撰組」
私にしてはめずらしくほぼ全話見てました。
俳優さんもさることながら脚本が好きだったので。

史実にほぼ忠実に作られているのでどうなるかはわかっていても、ラストを見るのはなんだか。


斉藤一がコテツ(漢字わからなかった)を託されたシーンはなんだかぐっときました。
前、近藤さんが京都へたつ時に身内からコテツをもらっていたんですよね。
でもそれは偽物で。身内の人はそれを知らずに騙されて買っていて。
「おれがこれを『コテツ』にしてみせる」みたいなこと言っていたような。

託された後も彼はそれを使ってはいませんでした。それはちょっとジーンときたり。



後は捨助(斉藤と土方の幼馴染。はっきり言って役立たず)が『呼ばれなくてもやってくるのが捨助さ』といつものごとく近藤さんの下にやってきて。でも『こんな奴は知らない』とつき返されて。それは知り合いだと知られたら殺されるからだったんですけど、その後も助けにきて返り討ちに。
めちゃくちゃかっこ悪かったけどカッコよく、でも見ているほうが痛々しいシーンでした。


一番初めの会に拾ったワインのコルク。それを近藤と土方が最後まで持っていたというのも印象的。ここまでくるともはや友情の域を超えているような気もしますがそれだけ絆は深かったかと。二人とも享年35歳。これは偶然か必然か。


一方一人病に伏せる総司も痛々しく。自分の吐いた血の海を歩く虫をみて、彼は一体何を考えたんでしょう。できることなら自分も戦いたかったでしょうに。
史実では享年27歳だとか。若すぎる。



「何が正しくて何が悪いかなんて百年、二百年先の人間が決めること」だったかな。確か。
この人達はまさに時代を駆け抜けていったんだなー。


何はともあれ一年間楽しませてもらった大河ドラマでした。




PS.
昨日と今日の拍手にて
よかった知ってる人がいて(笑)。面白いですよねあれ。








追記。
『虎鉄(コテツ)』。わざわざ教えてくださってありがとうございます(笑)。
この人達は偉人、英雄だったんでしょうけど自分としては有名になって死ぬより凡人でいいから生きていてほしかったような。

すみません。勝手な独り言です。




↑Web拍手です。よかったらどーぞ。






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2003年12月12日(金) 「EVER GREEN」4−8UP
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