つれづれ日記。
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2004年05月04日(火) 衝動書き・2

「我を呼ぶのは誰だ」
 目の前に現れたのは少年だった。
 空色の髪に同じ色の瞳。真っ白な翼を持つそれはアタシの世界ではこう呼ばれてる。天使、と。
 だけど。
 髪の長さも違うし雰囲気だって違う。
 だけど。
 だけどそれは。アタシ達といつも一緒にいた男の子。――だった。
「我を呼んだのは汝か?」
 空色の瞳がアタシを見つめている。
「どうした? 我が怖いのか?」
 天使はそう言って笑っている。
 それはまぎれもなく彼の声で。それはまぎれもなく彼の瞳で。
 だけど、違う。絶対違う。
 ――だったらこんなふうに笑わない。
 ――だったら、『お前なー』って、しょうがないって感じで笑って。そのあと『ま、なんとかなるさ』ってあっけらかんとしてる。
「……あなたは誰?」
 そう言い返すのがやっとだった。
 少しした後、彼の姿をした天使様はこう答えた。
「我は地天使。神の娘に創られしものだ」
「地……天使?」
「久しぶりです。クー」
「空天使か。なぜ汝がここにいる?」
「なぜでしょうね」
 そう答えたのも、アタシがよく知っている人だった。




これは八章くらい。
泥沼化しているような気がするのはなぜ(汗)。
   
  
 






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