つれづれ日記。
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2004年04月08日(木) SHFH11−7

SkyHigh,FlyHigh!

Part,11−7

 二人はずっとそばにいてくれた。だから、信じてみよう。たとえこの先背を向けられることになったとしても。

『………………』
 話が終わっても、二人はずっと口を閉ざしたままだった。
「ごめんなさい。変なこと言って」
 力なく笑い、まりいはその場を離れた。
 こうなることは予想していた。
 でも二人とも最後まで話を聞いてくれた。それだけで充分。充分だ。
「今までありがとう。さようなら」
 また一人になっちゃった。一人に――
 後悔はしていない。しちゃ――いけない。
「……待てよ」
 思い沈黙をやぶったのはショウだった。
「お前、約束破るつもりか?」
「約束?」
「そうよ。アタシの前で言ったじゃない。『公女様をお守りします』って。あれは嘘だったの?」
「あれは……」
 予想外の二人の反応に、まりいは驚いていた。






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