つれづれ日記。
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2003年06月27日(金) ビーチバレー。

 今日は職場のビーチバレーの本番でした。
 結果は一勝二敗。まあ一つだけでも勝てたからいいのかな?
 たった一試合でも結構汗ってかくもんですね。白熱した試合ほどラリーが続いていくし。このままずっと続けてたら、少しはやせたかも?……でも、その前に体力がなくなってたかも。

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SkyHigh,FlyHigh!

Part,6−4

「…………!」
 まりいは、再び外の景色に目を奪われていた。
「どうしたの?そんなに外が珍しい?」
 シェリアが不思議そうな顔をする。
「えと……うん。」
「変なの。アタシもあまり外には出れないけれど、それでもこれくらいの風景いっつも目にするわ。」
「うん。でもすごい……」
 そう言って、シェリアの言う『これくらいの風景』を見る。
 見渡す限りの草木。テレビで見たことはあっても、こんなにたくさんの緑を見たのは初めてだった。
「そいつは記憶喪失なんだ。だから何もかもが新鮮なんだろ。」
 馬の手綱を引きながら、ショウが言う。
「え……そうなの?」
「ええと……」
 ショウに初めて会った時といい、この質問にはなんと答えていいのか困ってしまう。
「ごめんなさい。アタシったら余計なこと聞いたみたい。」
 そして、ショウの時と同じく誤解されてしまう。
「ううん、気にしないで。大丈夫だから。」
 何が大丈夫なのかわからないまま、まりいもそう答えてしまう。それが益々誤解を生じているというのに、彼女は全く気がつかない。
「そう……。」
 シェリアの肩がうなだれる。
「でも、何かあったら言ってね。アタシのできることなら力になるから!」
 こぶしを軽く握り、まりいに詰め寄る。
 この子って、お嬢様だったよね。
 そう、自問自答する。
 容姿こそそれらしく見えるものの、こうして話をしていると自分とほとんど変わりない。
「そうだ、シーナ。ちょっと着替えるの手伝ってくれない?」
「着替えって?」
「記憶喪失でも着替えくらいわかるでしょ?大丈夫、アタシの言うとおりにしてくれればいいから。」
 そう言って、公女様がいたずらっ子のような笑みを浮かべる。
 ……この子って、お嬢様だったよね?






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