日だまりに咲く

2004年05月14日(金) 晴天

今日は子供の友達とママさんを招いた。
嫌だ嫌だと言ってばかりでは
「いつか」を期待して待っている子供が可哀想だから
一度くらいは、と思って気持ちを切り替えてのことだった。

人を招くのは楽しい。
人と話すことも楽しい。

「預かり保育はしない」これは変わらない。
子供だけを引き取ってくる降園後のお約束ではなく
保護者も招く、姉弟も招く。
だから大人数。部屋に収まりきるかどうか(笑)
幸いお天気も良く、風も心地よかったので
庭にテーブルを置いてお菓子とジュースを置き、
子供が遊ぶのを見ながら半ばピクニック気分で集った。

子供達はおやつに飽きると虫を捕獲し始めた。
ダンゴムシやミミズ、アマガエル等々
子供達にとって屋外は宝の山らしい。
紙コップを手に薬師堂の表や地蔵祠の脇を行ったり来たり。
戻って来る子供達の握る紙コップの中には
無数の虫達がうごめき合っていた。
虫には差程恐怖心を持たない私でも、さすがにこの
無数の虫の集団にはゾッとするものがあった(^-^;

虫捕りに夢中になっていた子供達はいつしか家に上がり込み
今度はオモチャを広げて遊び出す。
7人も子供が集まっているのに喧嘩もない。
それなりに子供同士の譲り合いが成り立っているのだ。
家に入った子供達の行動のひとつに大人達は少し笑ってしまった。
「こっちこっち」
ユキが友達をまっ先に招き入れたのが洗面台だった。
「まず、順番に手を洗ってからね」
幼稚園の延長か、はたまた日頃の成果か、
みんなが列を成し、順序よく手洗いとうがいを済ませて部屋に散っていく。

大人は庭にいて、園での話や仕事の話を
ぽつりぽつりと話題に上げていく。
子供があれやこれやと話かけてくる中での会話なので
途切れたり、そのまま終わってしまう話もあったけれど
テーブルにパラソルを立てて
午後の穏やかな陽射しの中でお茶を飲むひとときは
それなりにいい息抜きにもなった。

夕方5時をまわって帰り仕度を始める。
子供達も存分に遊んだお陰か、案外あっさりと「帰る」ことに同意した。
ほんの2時間程の共有の時間だったけれどユキも納得、お友達も満足。
これでまた、来週からの幼稚園も楽しく遊べるってもんかしら。

庭先の花が散々子供達の足で踏まれたこと(ρ_;)を除けば
ユキと私の約束を無事に果たし終えたってことで
私自身もちょっと安心できたし。
ただ、これ以降もっとお友達を誘いたがるだろうことを思うと
頭が痛いのだけれどね(笑)


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里伽 [MAIL]