騎馬民族

2002年08月04日(日) 積丹��


さえちゃーん。

と言う声で起こされた。
時間は6時、お姉さんはすでに海へ行き、波の様子を見てきたそうだ。
外へ出ると昨日の雨はスッカリあがっていて、良い天気だった。

うーん♪

と伸びてみたり。

部屋に戻り、顔を洗って昨日の三平汁で少しゴハンを食べる。
散歩に行くことにして、おいさんの家の前を通ったりしながら港を通ると、キラキラと光る海と真っ白のカモメが眼に心地よかった。

しばらくすると、おいさんが来た。

私たちなどには分からないけれど、波があるらしく危ないので遊覧船なども出れないんじゃないかとおいさんが言っていた。

朝の海は静かだったよ?とお姉さんが言うと「朝凪」「夕凪」と言って、私達が通ったのはちょうど「朝凪」で海が静かな状態の時のようだった。
おいさん等は部屋から木が揺れてるのを見て分かるらしい。
さすが浜の人である。

お姉さんと二人で、昨日のウエットスーツを着て今日は浜から泳ぐことにした。
ウエットスーツで海まで5分歩き、フィンをつけドンドンと奥まで泳いでいった。
皆が泳いでる所を抜かし、岸づたいに泳いでいく。
海水浴の人から徐々に離れて泳いでいくと、途端に水の色も変わる。
本当に綺麗な青で、その足元は遥か下だし、そこには石のようにゴロゴロとウニがいる。

そこを過ぎた瞬間、私は息を呑んだ。
石一つ無くなり、前後左右全てが青の世界になった時、どこか未知の世界に来たようだった。

「海の世界」だった。
魚の群れが泳ぎ、右へ左へとキラキラさせながら移動していく。
急に水面まじかまで上り、また降りていく。

水の下から、上を見るとまた世界が違う。
凄く綺麗でしょうがない。

岸を伝って行くと、お姉さんが私に合図を送る。
手で触るとヒュッとしぼむ生物。
イソギンチャク。
初めてみたー。

たくさんいる、ウニを見ていた。
瞬間。
何かが放たれた。

あ!!

ウニが産卵していたのだ。
小さなまぁるい卵を幾つも出したのだ。

なんか感動。

そして、もう一つの感動は「アメフラシ」という生物。
大きさにして30センチくらいのナメクジを大きくしたような生き物。
凄すぎ。
こんな生物がいたことすら知らなかったし、こんな生き物がいていいのか!という位カワイイヤツだった。
お姉さんと岩の上に座りながらアメフラシを触って遊んだ。
少しヌルヌルするアメフラシは、大きくてポワワンとしながら動いている。

貝がたくさんあるものだから、貝を触ってみたらヒョイッと何かが出てきた。
ヤドカリさんのお家だったようで、手で私に攻撃をしてきたのだ。
あっ!と思ったら、ヤドカリさんがお家を投げ出してコンブにしがみついた。

キャー。
ヤドカリさんのお家を放棄させてしまいました。
ごめんなさい。

透明なヤツが漂っていた。
クラゲだぁぁぁ。

透明な青い水を漂う、透明なクラゲはホワンホワンと宇宙船のように流れていく。
綺麗だなぁ。

本当に、あの数時間は別世界にいるようだった。
感じたこと「下にも世界があるんだなぁ」だ。

海をあがり、家に戻るとおいさんがバーベキューの用意をしてくれていた。
ダイバーの人達とちょうど鉢合わせをした。
皆は重いタンクをしょって下まで潜る。

ダイバー:もう潜ってきたんですか?
さえ:えっと、潜れないのでチャプチャプ泳いできました(笑)

チャプチャプ泳ぐのに、ウエットスーツを着てる私などは暖かく数時間を過ごすことができたけれど、やっぱり着なければ今日は少し寒いらしい。

服に着替えて火をおこす。
ゴハンを焚きながら材料を切り、おいさんとお姉さん、3人でお肉を焼きながら
いろんな話をした。

途中、ダイバーの人達とお話をしたり楽しかった。
おいさんはこんな感じで皆と仲が良いらしく、こういう生活が毎日できたらいいなぁと思った。

時が過ぎるのは早いもので、もう17時頃になり帰ることにした。
おいさんとおばさんにお礼を言い、積丹を出た。
積丹を出るときに、今日の朝取れたイカだとお土産まで貰い、おいさんにブンブンと手を振って帰って来た。

帰りはやっぱり渋滞に巻き込まれ、20時に家に着いたのだけれど、そこから亡くなった友人の5回忌だったので即効で着替えてジムニーを飛ばし、お参りに行かせてもらった。
先週、一緒に積丹へ行った友人の隣の家だったので、おいさんから貰ったイカをおすそ分けさせてもらい、積丹に行ってきたことを報告。

行った先ではすでにお昼から飲んでる人達のオンステージになっており、お腹いっぱいな私に「これは私が作ったものだから食べて。」とたくさんの料理を差し出してくれ、美味しいやらお腹が苦しいやらだった(笑)

カオちゃんには、ユウちゃんという4歳の男の子がいる。
私の家の近くに住んでいるので、カオちゃんとユウちゃんを送った。
すでにジムニーの中で寝てしまっていたユウちゃん。
酔っ払っているカオちゃん。

ユウちゃんを部屋のベットまでダッコして運び、寝かせてあげた。
酔っ払って景気の良くなってる可愛いカオちゃんに見送られて帰宅。

AM1時30分。

さすがにちょいと疲れて就寝。

うん。
満足でした。


 < 過去  INDEX  未来 >


sae [MAIL] [夢地球]

My追加